引用元: 「不可解な体験、謎な話~enigma~ Part17」より 715: その1 03/10/19 00:15 私が中学生の時の話。 朝起きて、居間へ行くと小学生の弟から 「姉ちゃん、昨日の夜中居間へ降りてきて、なにやってたの?」 と唐突に聞かれた。 全く覚えがなかったので 「へっ?昨日の夜なんて、居間に降りてないけど?」 と答えた。 「僕昨日の夜中、姉ちゃんを見たんだよね。」と、弟。 私は訳がわからなかったので、弟からよく話を聞くことにした。 弟は、当時居間の隣にある仏間で、両親ともう一人の弟と4人で寝ていたのだが その日の夜中に突然目が覚めて眠れなくなったらしい。 (ひまだなー・・・・) と、うつぶせになって、寝ながら隣の居間をぼーっと見ていると 階段をトントンと降りてくる足音が聞こえてきた。 (あ、姉ちゃんだ。水でも飲みにきたのかな?) 弟はそう思って眺めていると、カチャっと音がして、廊下から居間へのドアを開けて 私が入ってくるのが見えた。 弟が見た『私』は、なんだか異常なほどに落ち込んでいて、「はぁー・・・」とため息ばかり ついていたらしい。 そして、弟がじっと凝視する中で『私』は居間の電気もつけないで 真っ暗闇の中でうろうろ歩き回り、ソファーへと腰を下ろした。 その時、古いソファーが出すスプリングの音までちゃんと聞こえたらしい。 暫くソファーにじっと座っていた『私』は、弟の寝ている目の前まで来て彼の数センチ前に 体育座りみたいに座り込み、また「はぁー」とため息をついた。…