
春まで入信していた新興宗教が壊滅するまでの顛末を語る一篇を中心に、10月12日という同じ日に、別々の年に投稿された記事から6本を選んでみた。教団本部を建てるため更地にした土地の隅から見つかった小さなお堂をどう扱ったか――そこから先、教会でのミサが毎回ロクなことにならなくなっていく。選んだのは、落ち武者に一言で片付けられる間抜けな金縛りから、温泉街でタブーとされる殺人事件まで、怖さの質がばらけた6本。各記事には当時のコメ欄から引きの強い1件を添えたので、本文と合わせて読んでみてほしい。 01 【怖い話】春まで入信していた宗教団体が壊滅しちゃった話。事情というかいきさつをお話します。 2021年コメ20件 教祖様のベントレーに乗っていた語り手の距離感がいい話で、更地にする工事中に竹やぶの奥から見つかった小さなお堂を教祖様がどう扱ったか、そこから雲行きが変わっていく序盤の緊張感がうまい。 1. 名無しのオカルト 2021/10/12東京ではなく近郊県に住む伯爵なんていたかいなと思いながら元スレを見てみれば、創作と明言しとるやないかい → コメ欄を全部読む 02 【意味怖】「この人に痴漢されました!!」一瞬、俺の事かと思ったが、どうやら俺の隣にいた40代くらいの威風堂々とした男性の事らしい【解説あり】 2017年コメ15件 電車内のやり取りだけ読むと威風堂々とした男性に惚れそうになるけど、下に続く種明かしを読むと手のひらがひっくり返る一篇。 8. 名無しのオカルト 2017/10/12それほどの男がなんで電車に乗ってるんやねん → コメ欄を全部読む 03 【短篇集】サクッと読める洒落にならない怖い話『落ち武者に馬鹿と言われる』『どこ行く?(知らん人から)』『お風呂洗ってたら誰かの足を踏んだ』 2023年コメ6件 金縛りの最中に答える宗派を間違えて『この馬鹿』と言われる話で笑ったと思ったら、お風呂場で誰かの足を踏む一行でちゃんと鳥肌が立つ、短編詰め合わせの振れ幅がいい。 4. 名無しのオカルト 2023/10/14曹洞宗なら大般若経を備えておいて なんか出たときにはすぐに転読できるように訓練でもしとけw → コメ欄を全部読む 04 【怖い話】今日、占い師らしき人物にいきなり警告された。「あなた絶対一生独身でいなさい」 2020年コメ6件 駅の喫煙所でいきなり『一生独身でいなさい』と忠告してくる占い師の話で、結局なんの忠告だったのか最後までわからないのが地味に怖い。 6. 名無しのオカルト 2020/10/13占いと占めるは同じ漢字 詐欺で味占めるということだ → コメ欄を全部読む 05 【都市伝説】昔のTV番組の記憶とか、たくさんの人が同じ勘違いをする理由はなんだろう 2019年コメ5件 ラピュタのラストに実在しないシーンを大勢が『見た』と言い出す集団的な記憶違いから、本当にあった放送事故の話まで脱線していく流れが面白い。 1. 名無しのオカルト 2019/10/12パズーとシータではなくコナンとラナだったりしてな。 → コメ欄を全部読む 06 【怖い話】岐阜北部の温泉街でタブーとされている話です。そこにあったホテルマンが、血の付いたパンプスを見つけたのが始まりだったのですが… 2016年コメ4件 岐阜の温泉宿で見つかった血の付いたパンプスの持ち主を追う話で、半年後にかかってきた一本の電話で一気に寒くなる。 2. 名無しのオカルト 2016/10/13そもそも温泉地が報道規制かけれる権限がない → コメ欄を全部読む 古いお堂を壊したことや占い師の忠告みたいに、読んでいるときは大したことないと思った一言が、あとから効いてくる話が多い6本だった。自分ならどのタイミングで「これはやばい」と気づけたか、コメ欄で教えてほしい。…