1 名前:煮卵 ★:2026/10/10(土) 23:29:25.09 ID:gw4uGDzA9.net (前略) 米シアトル・パシフィック大学などに所属する研究者らが2023年に学術誌「PLOS ONE」で発表した論文「The Myth of Man the Hunter: Women’s contribution to the hunt across ethnographic contexts」は、世界の狩猟採集社会における女性の狩猟活動の実態を調査した研究報告だ。 人類の狩猟採集生活における性別分業は、一般的に男性が狩猟者、女性が採集者という役割分担として認識されてきた。 しかし、これまでには、ペルーで発見された約9000年前の女性の遺骨のそばに大型動物を狩るための道具が置かれていたり、スウェーデンで発掘されたヴァイキングの戦士の骨が実は女性だったりと、過去の常識を覆す発見はあった。 今回の研究により、そうした例が特別なものではないことが示された。調査対象となった過去100年間における63の狩猟採集社会のうち、79%に当たる50社会で女性が狩りを行っていた記録が見つかった。 さらに、女性の狩りが、植物を集めるついでに偶然小さな動物を捕まえたといった程度のものではなく、多くの社会において女性は最初から獲物を狙って計画的に狩りに出かけていた。 そして、小動物にとどまらず、中型や大型の動物も積極的に仕留めていたことが記録に残されていた。 また、男性とは異なる女性ならではの柔軟で多様な狩りのスタイルも見えてきた。 例えば、フィリピンのアグタ族において男性が一貫して弓矢を用いるのに対し、女性は各々の嗜好(しこう)に応じてナイフや弓矢を単独あるいは組み合わせて使用する。中央アフリカのアカ族の女性も同様に、網や槍、なた、クロスボウといった多様な道具を活用していた。 さらに、狩猟時の編成においても違いが見られる。男性が主に単独、あるいは妻や犬と行動するのに対し、女性は単独行動にとどまらず、夫や同性仲間、子ども、犬など多様なパートナーと協働して獲物を仕留める傾向にあった。乳児を連れて狩りに出る記録も残っていた。 [ITmedia NEWS] 2026/10/10(土) 12:00 引用元:…