1: 蚤の市 ★ EnXAG2He9 2026-10-10 21:35:50 【ワシントン=栗山紘尚】米国のトランプ大統領は9日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、露産ディーゼル燃料(軽油)の供給を受けることで合意した。11月の米中間選挙を控え、国内で高止まりする燃料価格を抑えたい考えだが、ウクライナ侵略を続けるロシアを利するもので、ウクライナは反発した。 9日、ホワイトハウスに戻るトランプ大統領=ロイター トランプ氏は会談後、SNSへの投稿で「世界中の軽油価格は記録的な速さで下落するだろう」と意義を強調し、記者団に対しては「率直にプーチン大統領に感謝したい」と述べた。米財務省は9日、ウクライナ侵略を巡って露産軽油を対象に科している制裁を一時解除し、来年4月7日まで取引を認めると発表した。 露側も供給体制を早急に整える構えだ。ロシアは7月から、ウクライナの露製油所攻撃による国内の供給不足を防ぐため、軽油の輸出を禁止している。露副首相はこの措置を直ちに解除し、10月に30万トン、11月と12月にそれぞれ最大で50万トン、100万トンを米国はじめ国際市場に供給する方針を示した。 ロシアにとって、今回の合意は制裁緩和に加え、侵略の戦費確保の増加につながる。プーチン氏は9日の声明で、「世界経済全体に良い影響を与えると確信している」と表明し、米側との協調をアピールした。 露大統領補佐官によると、プーチン氏は会談で、ウクライナによる露国内攻撃を一方的に非難した。ウクライナの攻撃を抑えさせるよう、米国に圧力の強化を促したものとみられる。 ウクライナは代表団を訪米させ、9日に和平交渉を巡って米側と協議したばかりだった。不意をつかれた格好となり、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は9日、米露の合意に関してコメントを出し、「(ロシアに)戦争を続ける能力を与えるだけだ」と非難した。 読売新聞c2026/10/10 21:09…