Image credit:The Voynich Gallery – The Complete Manuscript 世界で最もミステリアスな奇書とされる「ヴォイニッチ手稿」が、何世紀にもわたり、間違った順番でページを読まれていた可能性があることが、マルタ大学などの研究者の分析で明らかになった。 15世紀に製本された際、ページが本来とは違う順番で綴じられてしまったのだという。 1人の天才が書いた暗号だと思われていた手稿は、知識を後世に伝えるために複数の人が作った小冊子の束だった可能性もある。 中世の写本の多くは、バラバラのため失われることが多かったが、皮肉なことにヴォイニッチ手稿は順番を間違えたとはいえ1冊の本に綴じられたおかげで、今日まで残ることができたようだ。 この研究成果は『Digital Medievalist』誌(2026年)に掲載された。 ... ▼あわせて読みたい ・21年間解けなかったエニグマ暗号、AIが解読プログラムを自作、たった2日で解読 ・謎めいたヴォイニッチ手稿の文字列は、中世のカードゲームから生まれた暗号かもしれない ・今度こそ本当か?ヴォイニッチ手稿の一部を解読、女性の性に関することが書かれている ・失われた世界最古の星空の地図を発見、中世の写本の中に隠されていた ・死海文書には2人の書き手が存在する?AIで筆記者の謎に迫る この記事のカテゴリ:知る / 歴史・文化…