
1: エルシミクロビウム(茸) [JP] pKEnbeJM0● BE:582792952-PLT(13000) 2026-10-08 21:12:31 sssp://img.5ch.io/ico/o_anime_usodesu.gif 千駄木雄大 ―[今日もなにかに依存中]― 「仕事が終わると、500mlのストロング系缶チューハイ(以下、スト缶)を5〜6本買って帰って、家に着くなり、それを次々と空けていきます。でも、全部飲み干しても23時とか24時……。まだ眠れない。そこで、コンビニに行って、また5〜6本買い足して飲んでいました」 「俺より強い奴に会いに行く」をテーマに、アルコール依存症に苦しむ人たちを訪ねる番外編。今回取材に応じてくれたのは、横浜市に暮らす藤倉悟さん(仮名・46歳)。長年にわたる大量飲酒の末、アルコール依存症と診断され、これまで複数回の入院を経験している。 そんな彼は私に負けず劣らずの酒量で、一晩にスト缶を10本以上飲む日が続いた。500ml缶を10本飲めば、単純計算で5リットル。それだけ飲んでも、翌日には仕事が待っている。 「お酒を飲んで逆に目が覚めてしまい、寝ないで会社に行くこともザラにありました。会社は11時からだったのですが、ギリギリまで家で酒を飲んで、会社に行く途中のコンビニでもスト缶を1本買って、それを飲みながら出社していました」 時も場所も選ばぬ酒浸り生活 缶チューハイロング缶 仕事前も仕事中も、ロング缶の缶チューハイに手が伸びる 寝ていないのだから、もはや「迎え酒」ですらない。前夜から翌日の出勤まで、飲酒が途切れないこともあった。 「会社に着くと上司からパワハラを受けます。もう、むしゃくしゃするので、昼休みになると『公園で飯を食ってきます』と言って急いで会社を出て、コンビニで飯も買わずに500mlのスト缶を買って、公園で飲んでいました」 仕事帰り、寝る前、出社途中、そして勤務中……。生活のほとんどの時間に、酒が入り込んでいた。本人も、もちろん「普通ではない」と分かっていた。 「職場で飲むのは良くないことだし、仕事があるのに寝ないでギリギリまで飲んでいるのも悪い。それは分かっているんです。でも、だんだんそういう常識とかルールみたいなものが、自分の中で『どうでもいいね』となっていくんですよ」 藤倉さんの場合、単に「酒を飲みすぎて理性を失った」というだけではなかった。酒を飲んではいけない場所、飲んではいけない時間、翌日の予定――。ひとつずつ「守らなくてもいい理由」を作りながら、生活全体が酒に侵食されていった。 どうして、そんなことになったのか?…