1: 匿名 2026/10/07(水) 20:54:07 奈良時代に賤民(せんみん)として扱われていた「奴婢(ぬひ)」の売買を示す木簡が、平城京跡から見つかった。奈良市埋蔵文化財調査センターが7日、発表した。奴婢の売買は正倉院文書などで知られていたが、やり取りが具体的に記された木簡が見つかるのは初めて。埋文センターは「人身売買の実態を生々しく伝えるもので、奴婢の価格や支払い方法などが記された貴重な資料だ」としている。一緒に出土した土器などから8世紀後半のものとみられ、長さ62.4センチ以上、幅3.7センチ、厚さ0.9センチ。下の部分が失われているが、非常に大型という。木簡の両面には、墨で73文字以上書かれていた。表面と裏面では筆致が異なるという。表面には、「□(不明)須良売(すらめ)」という名の27歳の女性を、8貫文(銭8千枚)で売り渡した。買い主は平城京右京三条に住み、売り主は代金のうち4貫文を受け取ったという内容が書かれている。8貫文は、当時の給料や米の価格などから推定して約240万円に相当するという。裏面は「逃人」や「利」「詫」などが断片的に残っており、奈良文化財研究所の山本崇・上席研究員は、この文字から「売買が成立しなかったのではないか」とみている。当時の身分制度は「良民」と「賤民」に区分されていた。埋文センターは、この木簡は奴婢の売買を役所に申請した書類にあたるとみている。売買が成立しなかったため、木簡は役所から返却され、使われなくなった井戸に廃棄されたものである可能性があるという。発掘を担当した埋文センターの竹村昂起技術員は「奴婢の売買の実態が明らかになることが期待される」と話している。朝日新聞「奴婢」売買の木簡、平城京跡から初めて出土 27歳女性を8貫文で:朝日新聞 奈良時代に賤民(せんみん)として扱われていた「奴婢(ぬひ)」の売買を示す木簡が、平城京跡から見つかった。奈良市埋蔵文化財調査センターが7日、発表した。奴婢の売買は正倉院文書などで知られていたが、やり……