歯科医院で働く25歳の歯科助手には、待合室の患者さんを呼ぶ前の決まった手順がありました。名前を確かめ、問診票の既往歴に目を通して、記入のある項目に丸を付ける。それから名前を呼ぶ。ところがある日、「糖尿病」に丸を付けた直後に口から出たのは、患者さんの名前ではありませんでした。待合室に向かって、大きな声ではっきりと「糖尿病!」。 ※注:この話に出てくるHIPAAは、医療情報の保護について定めた米国の法律(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)です。医療機関などが、患者の病歴といった情報を本人の同意なく第三者に明かすことは制限されています。なお、投稿に出てくる名前は、身元が分からないようにするための仮名です。 何をやらかした? 📌 25歳の歯科助手が、待合室の患者さんを呼ぶ直前に、問診票の既往歴にあった「糖尿病」に丸を付けた。受付カウンターを回って名前を呼ぼうとしたところ、口から出たのは名前ではなく、大きくはっきりした「糖尿病!」。顔を真っ赤にして両手で覆い、言い直しもしないまま引き返した。患者さんは別の助手がかわりに案内し、あとで報告を受けた上司からは、患者さんの情報の扱いにもっと気をつけるよう注意された。 事の発端 いつもの3つの手順 投稿者は25歳の歯科助手です。待合室にいる患者さんを、診療室の椅子まで案内するのも仕事のひとつ。そのときの手順は、いつも決まっていました。 患者さんの名前を読む 問診票の既往歴を読み、あとで入力しやすいように、記入のある項目に丸を付ける 名前を呼んで、診療室まで案内する 「すごく簡単でしょ?」と投稿者は書いています。 既往歴の欄にあった「糖尿病」 その日も、投稿者はいつもどおりに手順を進めていました。次の患者さんの名前は、マーカス(仮名)。問診票の既往歴を見ると、糖尿病のところに記入があります。投稿者はそこに丸を付けました。 ここまでは、いつもとまったく同じです。あとは待合室へ出ていって、名前を呼ぶだけでした。 やらかしの一部始終 名前のかわりに出てきた言葉 丸を付け終えた投稿者は、受付カウンターを回って、患者さんを呼びに出ました。ところが、口から出たのは「マーカス」ではありません。 「糖尿病!」 それも、大きな声で、自信たっぷりに。言ってしまった直後、心臓がすとんと床まで落ちたような気がした、と投稿者は書いています。 顔を覆って、そのまま引き返す 顔はみるみる真っ赤になりました。投稿者は思わず受付係のほうを見ましたが、受付係はきょとんとしています。投稿者は両手で顔を覆い、くるりと向きを変えて引き返しました。 言い直すことすら、しませんでした。待合室にいた人たちは、みんなぽかんとしていたそうです。投稿者自身、どうすればいいのか本当に分からなかった、と振り返っています。 涙目の報告に、同僚は大笑い 投稿者は助手用の部屋に戻り、もうひとりの助手に、いま起きたことを話しました。恥ずかしさのあまり、目には涙がにじんでいたといいます。 話を聞いた同僚は大笑い。投稿者も、恥ずかしさが少しおさまってからは、たしかにちょっとおかしかった、と認めています。ただ、笑ってばかりもいられません。患者さんの問診票にあった病名を、待合室で大きな声に出してしまったのです。投稿者は、これはとんでもないHIPAA違反でもあった、と書いています。 その後 名前を呼び直さなかったことについて、投稿者はこう考えています。病歴を大声で言ったあとに名前まで呼んでいたら、事態をもっと悪くしていただけだろう、と。結局、もうひとりの助手が、かわりにその患者さんを診療室へ案内してくれることになりました。そのほうが目立たずに済むからです。 あとになって、投稿者は上司にもこの出来事を報告しました。上司は、同僚の助手ほどには面白がってくれなかったそうです。患者さんの情報の扱いにはもっと気をつけるように、と注意を受けました。 大ごとにはならず、残ったのは恥ずかしさだけ。それでも投稿者は、これは何年たっても夜中に思い出して眠れなくなる類の出来事になりそうだ、と書いています。そして、最後にひと言。「恥ずかしすぎて死にそう」。 海外の反応 1. やらかし名無しさん 声を出して笑ってしまった。でも、そのあと名前を呼ばなかったおかげで、うまくごまかせたんじゃないかな。 2. やらかし名無しさん(>>1への返信) うまくごまかせたってことは、待合室の全員が「歯科助手が出てきて、何の理由もなく『糖尿病!』と宣言していった」と思っているわけだよね。そっちのほうがよっぽど面白くて、また笑ってしまった。 3. やらかし名無しさん(>>2への返信) 患者さんたちから見れば、いきなり「糖尿病!」と言って、顔を覆って、何の説明もなく引き返していった人だからね。自分がその待合室にいたら、順番が来るまでずっと考え込んでいたと思う。 4. やらかし名無しさん 自分は1型糖尿病の当事者だけど、もし自分の身に起きていたら、その場で大笑いしていたと思うよ。 5. やらかし名無しさん(>>4への返信) 自分なら手を挙げて「はい、私です!」と返事していたね。 6. やらかし名無しさん 誰にでもあることだよ、人間なんだから。病名と本人を結びつける情報をすぐに口にしなかったのは、対応としてとてもうまかったと思う。……とはいえ、笑ったけどね。 7. やらかし名無しさん 待合室に出ていって「糖尿病!」と叫んだだけなら、HIPAA違反にはならないと思うよ。笑える話ではあるけど、それだけでは足りない。誰のことなのかを特定できる情報がほかに何もなくて、その部屋にいる誰のことでもありえるんだから。本人がそれを聞いて自分から名乗り出たとしても、違反にはならないはず。 8. やらかし名無しさん(>>7への返信) そのとおりだと思う。ただし、すぐに言い直して患者さんの名前を呼んでいたら、違反になっていただろうね。投稿者はそうしなかったけど。 9. やらかし名無しさん(>>8への返信) つまり、恥ずかしさで何も言えずに引き返したのが、結果としてはいちばんましな対応だったわけか。人生、何が幸いするか分からない。 ※ コメントを書いた人たちの個人的な見解です。法律上の判断を示すものではありません。 10. やらかし名無しさん 足を専門に診るクリニックで働いていた頃、自分もまったく同じことをやった。その患者さんの診断は巻き爪。自信満々に「巻き爪!」と呼んでしまったんだ。ほかのスタッフが一斉に笑い出したよ。ありがたいことに、相手は予約の合間に入ってもらった顔なじみの患者さんで、自分のことだと分かってくれた。それでも、いまだに思い出すたびに顔が真っ赤になる。 11. やらかし名無しさん(>>10への返信) 「自信満々に」のところが投稿者とまったく同じで笑った。こういう言い間違いに限って、なぜか声がよく通るんだよね。 12. やらかし名無しさん 歯科で働いて30年以上になるけど、ある女性の患者さんの名字を、とても口には出せない言葉に読み間違えた日のことは、いまでもはっきり覚えている。大丈夫、そのうち立ち直れるよ! 13. やらかし名無しさん 何年も前、年に一度の健診でかかりつけの診療所へ行ったときの話。そこは受付で書類を書くと、その紙を本人が受け取り、呼ばれたら自分で先生のところへ持っていく決まりだった。ところが、いつの間にかやり方が変わっていたらしい。渡された紙のいちばん上に、大きな手書きの字で、性感染症などの病名がいくつも並んでいたんだ。頭が真っ白になって、その紙を握ったまま待合室で20分。やっと呼ばれて看護師さんに聞いたら、最近そういう検査を受けたかどうかを先生が聞き忘れないためのメモで、アルファベット順に書いてあるだけだという。あれが検査結果の知らせ方なのかと本気で思ったんだから、あのやり方は考え直してほしい。 14. やらかし名無しさん 職場で電話を取ったら、着信表示に「モーミー」(米国の地名)と出ていたことがある。自分の名前も挨拶も言わずに、疑問形で「モーミー?」と言ってしまった。まるで「ママ?」と呼びかけるみたいに。そのまま吹き出して、電話を切ったよ。 15. やらかし名無しさん(>>14への返信) 最高、笑いが止まらない。名乗りもなしに「モーミー?」と聞かれて、笑い声のあとにいきなり切られた相手の気持ちも考えてあげて。 16. やらかし名無しさん 対応は立派だったよ! ただ上司は、もっと気をつけてと言うだけじゃなく、手順を見直せば防げることに気づくべきだったと思う。理想を言えば、丸を付ける作業を全部済ませてから、呼ぶ直前に患者さんの名前を読む。ある言葉にわざわざ丸を付けさせておいて、その直後に別の言葉を言わせるなんて、この手の言い間違いを起こしてくださいと言っているようなものだよ。 17. やらかし名無しさん(>>16への返信) 手順の話には賛成。でも、上司が同僚ほど面白がらなかったのは当然だとも思う。病歴は人に知られたくないという人も多いし、その場で一緒に笑って済ませていたら、それはそれで問題だからね。 18. やらかし名無しさん 上司にきちんと報告したところも含めて、いい対応だったと思う。どうしてこうなるのかが手に取るように分かるから、大笑いしてしまった。教師をしている友人の話。黒板に書こうと背中を向けたら、男子生徒が「あのお尻、見てみろよ」と言った。友人は最後まで書き終えてから、きっちり注意しようと振り向いた。ところが、クラス全員が大爆笑している。うろたえた友人が黒板を見ると、そこには自分の字で大きく「お尻」と書いてあった。どう叱ろうかと考えているうちに、頭の中の言葉がそのまま手から出てしまったんだね。よくあることだよ。 19. やらかし名無しさん(>>18への返信) みんな、もうやめて! こっちは午前3時なんだよ。アパートの隣の人を起こさないように必死でこらえているのに、もう無理! 20. やらかし名無しさん 悪気のない、そして笑ってしまううっかりだよね。家族にいつも言っている癖で、電話を切るときに上司へ「愛してるよ!」と言ってしまう、あれと同じ類だと思う。 21. やらかし名無しさん 残念ながら、これは笑ってしまう。見事なまでの、頭の誤作動だね。たしかに長いこと頭に居座りそうな出来事だけど、もっとひどい展開だってありえたんだから。 まとめ 問診票の「糖尿病」に丸を付けた直後、患者さんの名前のかわりにその病名を大声で呼んでしまった歯科助手の話でした。海外の反応では、名前を呼び直さなかったのが結果としてよかったという声や、似た言い間違いの体験談が目立ちました。一方で、上司が面白がらなかったのは当然だという意見や、丸を付けてから名前を呼ぶ手順を見直すべきだという指摘も。投稿者は、何年たっても夜中に思い出しそうだと書いています。 元ソース: 患者さんを名前ではなく「糖尿病」と呼んでしまった話 The post 「糖尿病!」患者さんの名前を呼ぶはずが、問診票で丸を付けたばかりの病名を待合室で大声で呼んでしまった歯科助手、言い直しもせず顔を覆って引き返す appeared first on やっちまった!海外のやらかし告白.…