1: 名無しさん 2026/10/05(月) 05:25:07.48 ID:HO4mKaTy0 【阪神】藤川監督 かぶり続けた〝嫌われ者〟の仮面 「岡田さんの方が良かった」の声にも信念貫徹 徹底した情報統制に散文的で、人を食ったような報道対応。周囲のスタッフへの容赦ない要求に「ひよっこ」「まだアマチュア」といった若手選手への辛辣な苦言、そして対戦チームへの威嚇的な態度…。独善性と表裏一体の狂気の合理主義を貫いた。「勝利」の一点から逆算すれば「周囲から愛されたい」「嫌われたくない」という欲求すらそぎ落とすべきものだった。「あんな人だとは思わなかった」。「同じ厳しいにしても人情味があった(前監督の)岡田さんの方がはるかに良かった」「戦術や起用に対する選手への説明も不十分だし…」。そう漏らす選手、コーチ、スタッフも実際にいた。自身のもとから去って行った者、一時は去ることを真剣に考えた者もいる。それでも価値観や野球観が食い違う相手に、妥協することはなかった。 敗戦後、試合について多くを語らない姿勢は時にファンの感情を逆なでし、大きな批判も浴びた。だが、ポーカーフェースを崩すことはなかった。火の玉守護神として甲子園の最終回に君臨し続けたメンタリティーは今も血肉になっている。抑えて当然、そうでなければバッシングの嵐。「チームを背負い、批判に耐え、その中で結果を出してこそ一流」とは現役最晩年に語っていた自身の信条だ。 藤川監督を現役当時から知る関係者の多くは「アイツは今、監督としての自分を必死に演じている」と声をそろえる。虎指揮官という役割をまっとうするためなら「嫌われ者の仮面」をかぶることさえ、いとわなかった。 滅私、没頭、凡事徹底――。勝つために必要なら自分がどう見られるかさえ切り捨てた。歓喜の夜には〝嫌われ者の仮面〟の頰を大粒の涙が濡らした。身を捨ててこそ、浮かぶ瀬は確かにあった。…