小惑星ベンヌのサンプル Image credit:Erika Blumenfeld & Joseph Aebersold / NASA 2023年にNASAの探査機が地球に持ち帰った小惑星ベンヌの石と塵が混じったサンプルから、意外な事実が判明した。 ベンヌのサンプルには、太陽系の内側と外側、両方の成分が混ざり合っていたのだ。 遠く離れた場所の物質が、なぜ1つの小惑星に混在しているのだろうか。 スイスのチューリッヒ工科大学の研究チームによると、その原因は形成途中だった木星にあるという。 木星が壁となって大きな粒をせき止め、すり抜けた細かい塵(ちり)が水が凍る境界線付近で混ざり合い、ベンヌを形成する材料になった可能性があるという。 この研究成果は 『Science Advances』誌(2026年9月)に掲載された。 ... ▼あわせて読みたい ・天の川銀河の星間空間に「糖」が存在、生命の材料が宇宙で作られていた可能性 ・小惑星ベンヌのサンプルから、水が作った化学組成の複雑な構造が明らかに ・小惑星リュウグウとベンヌ、同じ親天体から生まれた兄弟である可能性 ・小惑星ベンヌのサンプルから生命の原材料を発見!生命の起源は宇宙にあるのか? ・NASAが持ち帰った小惑星ベンヌの岩石から驚きの発見、太古の海洋世界から分裂した可能性 この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙…