高校の休み時間、空いたばかりのトイレの個室に入ったら、誰のものとも知れない、とんでもない置き土産が待っていた。しかも水は流れない。身に覚えのない「それ」を背負ったままドアを開けると、目の前には腕を組んで順番を待つ英語の先生が――。濡れ衣が人から人へと受け継がれていく、ある女子生徒の告白。 ※注:舞台はイギリスの高校(投稿者がコメント欄で補足している)。職員用トイレが狭くて混みやすく、先生が生徒用のトイレを使うことも珍しくないという。また投稿者は一連の出来事を、漫画・アニメ『進撃の巨人』に出てくる「巨人の力の継承」(特別な力が人から人へ受け継がれていく、という設定)になぞらえている。 何をやらかした? 📌 高校時代、休み時間のトイレで前の人と入れ替わりに個室へ入ったところ、便器には誰のものとも知れない規格外の「置き土産」が残っていた。水を流そうにもトイレは故障中。ふたを開けたまま個室を出ると、順番を待っていたのは英語の先生だった。濡れ衣を「継承」した投稿者は、それをそのまま先生に引き継いでしまう。 事の発端 休み時間、個室はすべてふさがっていた 3〜4年前、投稿者がまだ高校生だった頃の話だ。ある日の休み時間、生理用品を替えるためにトイレへ向かうと、案の定、個室はすべてふさがっていた。空くのを待つしかない。 出てきた知り合いは、この世の終わりのような顔をした やがて個室のひとつから、知り合いの女子が出てきた。投稿者と目が合った瞬間、彼女はこの世の終わりのような顔をした。 けれど投稿者は、深く考えなかった。にっこり笑いかけて、入れ替わりに個室へ入る。こちらの用事はすぐに済む。大したことではない――そのときは、そう思っていた。 あとから振り返れば、あの表情は「入らないで」という無言の合図だった。投稿者はそれを、笑顔で素通りしてしまったのだ。 やらかしの一部始終 ふたを開けたら、そこにいた 便器のふたは閉まっていた。投稿者は何の気なしに、それを持ち上げた。 そこにあったのは、とても人間のものとは思えない、途方もない大きさの「それ」だった。本人いわく、規格外のスケールが「本気で恐ろしかった」。しかも、流されていない。 何人分かが積み重なってできた合作なのか。それとも、たった一人の人間がさらりと残していったものなのか。投稿者は今でも、怖くて真相を知りたくないという。 流れない。トイレは完全に壊れていた 見なかったことにしよう。そう決めて水を流そうとしたところで、投稿者は気づいた。トイレが完全に壊れていて、水が流れないのだ。 こうして投稿者は、身に覚えのない置き土産を、まるごと「継承」することになった。仕方なく自分の用事だけを済ませ、手を洗おうと個室のドアを開ける。 ドアの向こうで腕を組んでいた英語の先生 目の前に、英語の先生が立っていた。腕を組んで、順番を待っている。投稿者は腰を抜かしそうになった。 そして、その瞬間に悟った。さっきの子が自分の顔を見たとき、まさにこの気持ちだったのか、と。 先生は投稿者ににっこり笑いかけると、その横を通って問題の個室へ向かった。だが投稿者は、ふたを閉めていなかった。 個室に一歩足を踏み入れたところで、先生はぴたりと凍りついた。便器の中をじっと見下ろしたまま、動かない。 「私じゃないです!」耳元で続けた必死の訴え 投稿者はすぐさま先生のそばへ駆け寄り、耳元で必死に無実を訴えた。「あれ、私じゃないです! 本当に! ナプキンを替えに入っただけなんです!」 本人のたとえによれば、その光景は『進撃の巨人』で、エレン・イェーガーが父親の耳元でささやき続ける、あの場面そのものだったという(主人公が父の耳元で、鬼気迫る様子で決断を迫る緊迫の場面だ)。投稿者が先生の耳元で「あれは私のじゃない」と訴え続けた時間は、およそ30秒。 その後 先生はうつろな表情でうなずいた。けれど、その心が完全にどこか遠くへ行ってしまっているのは、見ていて分かった。投稿者は急いで手を洗い、その場から逃げ出した。 あの「継承」の運命が、そのまま英語の先生にも降りかかったのかどうか。先生もまた、身に覚えのない置き土産の継承者になってしまったのか。それは今も分からない。 あの日以来、二人がこの件を口にしたことは一度もない。「お互い何も見なかったことにする」という暗黙の協定が、ひと言も交わさないまま結ばれ、今も守られている。 投稿の最後で、投稿者は一連の流れをこう振り返っている。前の子が出していた「入らないで」の合図を無視した。そして、うかつにもふたを開けたまま個室を出てしまった、と。 海外の反応 1. やらかし名無しさん 先生が生徒と同じトイレを使う学校なんてあるの? 初めて聞いた。そんな鉢合わせが起こりうるなんて、考えたこともなかったよ。 2. やらかし名無しさん(>>1への返信) 真っ先にそれが気になって、同じことを言ってる人がいないかコメント欄を探してた。うちの国では、子どもを守るという観点から、先生と生徒は同じトイレを使わない決まりになってる。 3. やらかし名無しさん(>>1への返信) 投稿者です。イギリス在住です。職員用のトイレもあるにはあるんですが、狭いうえにいつも混んでいて、先生が生徒用を使うことはよくあります。校舎は4階建てで、あの事件が起きた最上階には、建物の構造上そもそも職員用がありません。先生は単に、いちばん近いトイレに入っただけだと思います。 4. やらかし名無しさん(>>3への返信) あるいは先生は、あのトイレが本当に使えなくなっているのか確かめに来たのかもしれないよ。あれに不意打ちを食らったのは、あなたが最初じゃなかったはずだから。 5. やらかし名無しさん(>>2への返信) 安全面ももちろん大事だけど、職員の側からすれば、何百人もの十代とトイレを共有したくないというのが本音だと思う。今回の件は、その理由のなかでも「まだ軽いほう」の例だね。 6. やらかし名無しさん 以前、イギリスの学校で働いていたとき、職員と生徒の共用トイレを試験的に導入したことがある。あっという間に取りやめになったよ。なぜかドアがガラス張りだったのも、いまだに謎。 7. やらかし名無しさん(>>6への返信) ガラス張りのドアのトイレって、聞いただけで震える。今回の話より、そっちのほうがよほど事件だと思う。 8. やらかし名無しさん アメリカの公立高校に通ってたけど、うちも共用だったよ。職員用トイレは学校全体で個室がひとつだけ。だから廊下のトイレで、先生が生徒に交じって個室が空くのを待っている光景は珍しくなかった。 9. やらかし名無しさん 「あれは自分のじゃない」と先生の耳元で必死にささやく姿を『進撃の巨人』にたとえるなんて。投稿の最後にあった要約で、ここ数か月でいちばん笑った。 10. やらかし名無しさん(>>9への返信) あのたとえのおかげで、話が何倍も面白くなってるよね。題名の「継承」が何のことか分かった瞬間、声を出して笑ってしまった。 11. やらかし名無しさん(>>9への返信) 「次の継承者は英語の先生」という字面だけで、もうおかしい。先生、欲しくもないものを受け継がされて気の毒すぎる……。 12. やらかし名無しさん あのたったひとつの置き土産のせいで、いったい何人が気まずい鉢合わせをさせられたんだろう。もう誰にも数えようがない。 13. やらかし名無しさん(>>12への返信) 最初に出てきた子も、たぶん被害者なんだよね。あの子も誰かから継承して、流せないまま出てくるしかなかったんだと思う。真犯人が誰なのかは、永遠に誰にも分からない。 14. やらかし名無しさん 先生はたぶん、今でも投稿者のものだったと思ってるよ。「私じゃないです」と必死に訴える人ほど怪しく見えてしまう、というのは世界共通の法則だから。 15. やらかし名無しさん(>>14への返信) しかも聞かれてもいないのに、自分から駆け寄って弁明してるからね……。とはいえ黙って立ち去るのも無理だろうし、あの場面に正解はなかったと思う。 16. やらかし名無しさん このサイトには昔、「実家には、流れないとき用の専用ナイフが置いてあった」という伝説の投稿があってね。ただ、学校でそんなものを取り出して解決しようとしたら、それはそれで退学になってたと思う。 17. やらかし名無しさん(>>16への返信) 投稿者です。念のため言っておくと、あれはどこの家にもあるものじゃないですからね。 18. やらかし名無しさん オーストラリアの田舎育ちだからか、うちの先生たちならその程度じゃ動じないと思う。「おい、誰かここにエミュー(ダチョウに似た大きな鳥)でも連れ込んだのか?」で終わりだよ。 19. やらかし名無しさん アメリカの公立校のトイレで、ふた付きの便器なんて一度も見たことがない。子どもの頃に8校くらい通ったけど、全部ふたなしだった。そのほうが掃除が早くて楽だからね。ふたひとつで運命が分かれる話、というのがまず新鮮。 20. やらかし名無しさん(>>19への返信) ふたさえ閉めて出ていれば、先生が気づくのは個室のドアを閉めたあとだったんだよね。その頃には投稿者はもう廊下にいて、先生も静かに次の人へ継承できたはずなのに。 21. やらかし名無しさん 学校のトイレで大きいほうの用事を済ませるのが気まずい、というのは万国共通なんだね。個室から出たところで知り合いと目が合うだけでもつらいのに、あの状況ならなおさら。前の子の表情が目に浮かぶ。 22. やらかし名無しさん 流れないと分かった時点で、ドアに「故障中」と張り紙でもしておけば、継承の連鎖はそこで止まったのにね。まあ、あの状況で紙とペンを探す余裕なんてあるわけないか。 まとめ 前の人の表情を見落として個室に入り、流れないトイレで誰のものとも知れない置き土産を「継承」し、ふたを開けたまま出て英語の先生に引き継いでしまった投稿者。コメント欄は『進撃の巨人』のたとえに笑う声と、「先生が生徒と同じトイレを使うのか」という驚き、そして「最初の子も被害者では」という推理でにぎわった。真犯人は今も分からないまま。個室を出るときは、せめてふたを閉めておきたい。 元ソース: とんでもない置き土産を継承して、英語の先生に引き継いでしまった話 The post 「私じゃないです!本当に!」水の流れないトイレの個室を出たら、腕を組んだ英語の先生が順番を待っていた話 appeared first on やっちまった!海外のやらかし告白.…