1: 名無しさん 2026/10/02(金) 15:12:17.86 ID:scBi7SnD0● BE:567637504-PLT(56555) スイスの氷河は、わずか5年間で氷の総量が19.4%減少したことが分かった。 氷河内部に巨大な空洞ができ、その上の氷が崩落する現象も起きており、氷河の消失が加速していると分析されている。 英紙ガーディアンは1日(現地時間)、スイス氷河観測網とスイス氷圏観測委員会が共同でまとめた年次報告書を基に、今年1~8月にスイスの氷河の体積が5.5%減少したと報じた。 2021年以降の累積減少率は19.4%に達した。 今年の減少幅は、過去最大の損失を記録した2022年をわずかに下回る水準だ。 冬の積雪量が少なかったことに加え、夏に猛暑が続いたことが影響した。 報告書の筆頭著者で、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHチューリッヒ)の氷河学者マティアス・フス氏は、 「数年前まで厚い氷と広大な氷河があった場所に立つと驚く。今では、古い氷の塊がわずかに残り、熱い岩の上で解けているだけの、月面のような岩だらけの砂漠になっている」と述べた。 氷河の消失の仕方も変わりつつある。科学者たちは、氷河の表面が解けて後退するだけでなく、内部から崩れる現象を相次いで観測している。 氷河の下を流れる水が氷を削り、内部に大きな空洞をつくると、その上を覆っていた氷が崩落する。 研究チームによると、この過程で氷河が割れ、後退がさらに加速する可能性があるという。 フス氏は 「氷の内部に、チーズの穴のような巨大な空洞ができ、その天井が崩れ落ちる。こうした過程が氷河を分断し、後退をさらに加速させる」と述べた。 今年、完全に消失した氷河の数は、まだ正式には集計されていない。 ただ、研究チームは、複数の小規模な氷河が消失する様子を直接確認したと明らかにした。 気温も急激に上昇している。スイス気象局メテオスイスによると、今年4~9月は、1864年の観測開始以来、スイスで最も暑く乾燥した6カ月間だった。 ガーディアンは、欧州では世界平均の約2倍の速さで温暖化が進んでおり、特にアルプス地域で変化が顕著だと伝えた。…