1: ぐれ ★ R5D+63PA9 2026-10-03 17:27:21 10/3(土) 7:03配信 帝国データバンク 2026年1~9月に発生した「和菓子店」の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は22件だった。これまで最も多かった2025年を上回り、過去最多を更新するペースで推移している。原材料高による収益圧迫に加え、職人の高齢化による技術承継の困難化、店舗や工場の新設に伴う設備投資負担、さらにコロナ禍で借り入れた資金の返済負担が重なり、経営環境は一段と厳しさを増している。 2026年には、長年地域に親しまれてきた老舗の和菓子店における倒産が多く発生した。看板商品の「加賀の巻絹」で知られた高砂屋(石川、破産)や、「よこすか焼き」などで知られたいづみや(神奈川、破産)など、人口減少や消費者ニーズの変化に加え、原材料価格の上昇による採算悪化が重なり、経営が行き詰まった。2020年以降に発生した138件を業歴別にみると、業歴100年以上の和菓子店が24件・17.4%を占めるほか、50年以上では半数に上るなど、長い業歴を有する老舗和菓子店が目立った。 和菓子店の倒産や閉店が相次ぐ背景の一つに、和菓子特有の「値上げの難しさ」が挙げられる。和菓子は日常の茶請けや地域の贈答品として購入される機会が多く、嗜好品としての側面が強い洋菓子などに比べて価格改定への抵抗感が生じやすい。 一方で、和菓子の主要な原材料となる小豆や砂糖、もち米などの原材料価格は上昇傾向が続いているほか、包装資材や光熱費、人件費の上昇も経営を圧迫している。こうしたなか、値上げに踏み切った和菓子店もあるものの、結果的に値上げ後に来店頻度の低下や販売数量の減少に直面し、仕入価格の上昇分を十分に販売価格へ転嫁できず、苦境に陥った和菓子店は少なくない。 値上げできない「日常の菓子」苦境 続きは↓…