格闘技イベント「BreakingDown」出身の料理人・こめお氏(沼倉大将氏)が10月1日、東京・麻布十番の日本料理店「割烹こめを」を閉業すると発表した。きっかけは、8月22日と23日の「麻布十番納涼まつり」で同店が販売した「冷やし蟹ラーメン」によるサルモネラ属菌の食中毒。港区みなと保健所は9月3日、原因食品をこのラーメンと断定し、同日から9日まで7日間の営業停止命令を出していた。 公表時点の患者は78人(男性48人・1歳から61歳、女性30人・9歳から47歳)。下痢、腹痛、発熱などを訴え、51人が医療機関を受診、1歳男児を含む3人が入院した。入院した3人はいずれも退院している。その後、体調不良の相談は約250件に増え、123人を食中毒患者と認定したとする報道もある。港区の清家愛区長は「港区全体でもこれほど大きな食中毒が起きたことは初めて」と述べた。 経緯 ・8月22、23日 麻布十番納涼まつりで「冷やし蟹ラーメン」(とうもろこし豆乳スープ、ソフトシェルクラブの唐揚げ乗せ、1杯2000円)を販売。店内で調理し会場へ持ち込んだ限定メニュー ・8月23日から26日にかけて体調不良が相次ぐ。テレビ朝日の報道では、初日46食で15人、翌日412食で64人が発症 ・9月3日 港区がサルモネラ属菌による食中毒と断定。食品衛生法に基づき7日間の営業停止。患者と調理従事者の便からも同菌 ・9月5日以降 こめお氏が謝罪動画を公開し「閉店も視野」と説明。混入経路は「特定に至らなかった」とも述べた ・10月1日 「割烹こめを」の閉業を正式発表。被害者対応は続けるとした…