
1: 名無しさん 2026/09/29(火) 19:11:29.97 ID:hSV21DwD9 カープの凋落は「ゾンビたばこ事件」ではない!再建の要は松田オーナー中心の前近代的球団経営からの脱却【連載・一志順夫コラム「白球交差点」vol.31】プロ野球はいよいよポストシーズン間近となり、両リーグの趨勢もほぼ見えてきた中、どうしても喉仏に引っかかる小骨のような存在が広島カープの戦いぶりである。 今シーズン、戦前の予想以上に苦戦を強いられてきたカープは9月28日現在、借金17の4位。観客動員数も激減し、一世を風靡した「カープ女子」もいまやどこかに消えてしまった。 新井 貴浩監督が来季も続投することが決まったが、この負のスパイラルを断ち切るには、今季の低迷要因をしっかり分析し、長年にわたる球団経営そのものを検証するタイミングにあるのではないか。 今シーズンの低空飛行の象徴となったのが、いわゆる「ゾンビたばこ」事件だった。1月、羽月 隆太郎選手が指定薬物エトミデートを使用した疑いで逮捕され、2月に球団との契約を解除。さらに7月には矢野 雅哉、前川 誠太両選手が広島県警の家宅捜索を受け、2人とも書類送検された。 もちろん、両選手の違法行為を断定することはできないが、球団を揺るがす重大問題がシーズンを通して続いたことは事実だ。ただし、これを今季低迷の直因とするのも少し違う。 やはり問題とすべきは、松田 元オーナーを頂点とする組織ガバナンスの制度疲労だろう。ここで特記したいのは、カープ史における「衣笠 祥雄」である。 衣笠はカープ一筋23年、2215試合連続出場という空前の記録を残し、国民栄誉賞まで受賞した球団史上最大級のレジェンドである。それにもかかわらず、1987年の現役引退後、一度もカープの監督にもコーチにもならなかった。その背景について、衣笠氏と松田 元氏の関係性のみならず、衣笠氏が監督になった場合、本人がスタッフ人事にも強い影響力を持つことを球団側が警戒していた、という一部の見方もある。 つまり「誰を監督にするか」以上に、「監督にどこまで権限を渡すのか」が問題だったということだ。ゆえに歴代監督は傀儡とまでは言わないが、1975年のルーツ、2008年のブラウンを除き、球団側が御しやすい生え抜きの人物を登用してきたのが実情だ。 そして現在も、松田家を中心とする長期的な経営体制は続いている。もちろん、オーナーが強いリーダーシップを発揮すること自体が悪いわけではない。むしろカープが長年にわたって広島という地域に根を張り、独自の球団文化を維持してきた背景には、この経営形態の強みもある。しかし、強いトップが長期間組織を統括する場合、最大のリスクは「トップの判断を検証する機能」が弱くなることだ。 その対極にあるのが、DeNAベイスターズと南場 智子オーナーの経営だろう。南場氏も強烈な個性を持つ経営者である。しかし、DeNAの特徴は、オーナーの個人プレーに依存するのではなく、球団を「スポーツビジネス」として組織化してきたことにある。 さらに現在のベイスターズは、南場氏をオーナーに据えながら、社長、チーム統括本部、GM機能など、それぞれの専門領域を持った人材による分業体制を構築している。 これは「オーナーが弱い」という話ではない。むしろ逆だ。「強いオーナー」だからこそ、自分一人ですべてを決めない。 ここに広島との大きな違いがある。 (以下略、続きはソースでご確認下さい)…