2023年のメタ分析(34研究を統合)では、Big Five性格特性と運転行動の間に以下のような関連が見られました。危険・攻撃的な運転(スピード超過、あおり、イライラ運転など)→ 協調性(Agreeableness)・誠実性(Conscientiousness)が低いほど起きやすい(相関係数はおおむね -0.2~-0.37程度)。→ 神経症傾向(Neuroticism)が高いほど起きやすい。安全・ポジティブな運転→ 協調性・誠実性・開放性が高いほど多い。外向性については結果が分かれやすく、一貫した強い関連は見られにくい傾向があります。衝動性や感覚追求傾向、ダークトライアド(特にサイコパシーやナルシシズム)も攻撃的・危険運転と結びついている研究が多いです。日本国内でも、運転操作データ(アクセル・ブレーキ・ハンドルなど)からBig Fiveをある程度推定できるという研究があり、運転習慣や状況別の操作パターンが性格特性と相関することが示されています…