人にぶつかったら、とっさに「すみません」。誰でも体が覚えている反射のはずです。ところが、スーパーで歩行器を使うおばあさんにぶつかった29歳の男性の口から飛び出したのは、謝罪でも驚きの声でもなく「WORRY(心配しろ)!」。しかも、相手の目をにらみつけながら。「うわっ」と「ごめん」が一瞬で混ざった結果、ただの言い間違いが、どう聞いても脅し文句になってしまいました。 ※注:英語では、驚いたときの「うわっ」にあたる声が「woah(ウォウ)」、軽く謝る「ごめん」が「sorry(ソーリー)」。woah の頭と sorry の後ろがくっつくと、ちょうど「worry(ウォーリー)」という実在の単語になる。worry は「心配する」という意味の動詞で、叫ぶように言えば「心配しろ!」、つまり「覚悟しておけ」と命令しているようにも聞こえてしまう。 何をやらかした? 📌 29歳の男性が、スーパーの青果売り場で、歩行器を使う70代くらいの女性にぶつかってしまった。とっさに「ソーリー(ごめんなさい)」と謝るつもりが、驚きの「ウォウ(うわっ)」と混ざり、口から出たのは「WORRY(心配しろ)!」。しかも相手をにらみつけながら。怯えた顔の女性を前に、投稿者は作り笑いを浮かべてレジへ逃げた。 事の発端 薬も飲まず、保湿もせず 投稿者は29歳の男性。その日はスーパーへ買い出しに来ていました。本人いわく、そのときの状態は「薬も飲まず、保湿もせず、正直ちょっとピリピリしていた」。のっけから自虐全開です。 そのうえで投稿者は、本題に入る前にこう大げさに前置きしています。「この一件は、人生がいかに予測不能か、そして毎日が何かしらの恵みを運んでくることの証明だ。まあ今回運んできたのは、呪いのほうだったけど」。 ピーマンの棚をめがけて一直線 青果売り場の人の間をすり抜けるように進み、目指すはピーマンの棚。一直線に向かっていたその途中で、投稿者は通路に立っていた高齢の女性に、本人いわく「かなりそっと」激突してしまいます。 慌てて振り返ると、目が合ったのは70代くらいの女性。腰が曲がっていて、歩行器につかまっていても、まだ少しふらついているように見えました。 やらかしの一部始終 「ソーリー」で済ませるはずだった 幸い、女性が転んだりすることはありませんでした。それでも投稿者は、このか弱いご婦人に乱暴な「襲撃」を加えてしまった以上、騎士道精神にかけて謝らなければ、と瞬時に感じたそうです。軽く「ソーリー(ごめんなさい)」と言って、お互いさっさと自分の人生に戻ろう。そう決めました。 謝罪と驚きが、同時に口から出ようとした ただ、ここが肝心なところで、これは全部一瞬の出来事でした。女性と目が合ったのとまったく同じタイミングで、投稿者の体は「何かにぶつかった」ことそのものにも反応していました。その反応とは「驚き」です。 投稿者は自分のことを「救いようのない原始人」と呼びながら、こう振り返っています。この2つの反応を、それぞれの言葉の抑揚ごと、まるっと混ぜて口に出してしまった、と。 驚いたときの短く鋭い「ウォウ(うわっ)」でもなく、やわらかく親しげな「ソーリー(ごめんね)」でもなく。振り向きざまに投稿者が叫んだのは——「ウォーリー(WORRY)!」。しかも、気の毒な女性の目をにらみつけながら。 日本語でたとえるなら、「うわっ」と「すみません」が混ざって「うわみません!」と口走るようなものです。ただ、日本語なら意味不明な声で済むところが、英語ではよりによって「心配しろ!」という立派な命令文になってしまいました。 「最後の命令」を聞かされた顔 女性は(無理もありませんが)投稿者のことを、完全にイカれた危ないやつを見る目で見つめました。まるで、これから自分を始末しようとする男が、最後の命令を言い渡したかのように。投稿者いわく、こうして書いている今も一番頭から離れないのは、そのとき彼女の顔に浮かんでいた、怯えと戸惑いの入り混じった表情だそうです。 その後 その一瞬は、永遠のように長く感じられました。投稿者はなんとか笑顔を作って(本人の言葉では「作ろうとして」)、くるりと背を向け、ほとんど走るようにしてレジへ向かったといいます。 投稿の最後には、「スーパーでおばあさんにぶつかって、『ソーリー』のつもりが、面と向かって『ウォーリー!』と叫んでしまった」という一行の要約。「ソーリーと言いたかったんです」の訂正もないまま、現場をあとにしたわけです。 海外の反応 1. やらかし名無しさん これを読んで、昔の「ARE YOU F**KING SORRY(お前ほんとに悪いと思ってんのかよ!)」の話を思い出して、また腹を抱えて笑ってる。言い間違えてそう叫んじゃった、っていう英語圏のネットでは有名な小話ね。 2. やらかし名無しさん(>>1への返信) 読みながら、まさにそれを頭の中で再生してた。謝ろうとして、なぜか喧嘩を売る側に回ってしまうパターン。あの話の再来だよ。 3. やらかし名無しさん(>>1への返信) こういうのって、何年もたってから夜中の2時に突然よみがえって、ベッドの中で「うわあ」ってなるやつだよね。おばあさんの顔が目に浮かぶ。「で、私はいったい何を心配すればいいの!?」って。 4. やらかし名無しさん 笑わせてもらったけど、真面目な話、お年寄りにぶつかっておいて、ターミネーターみたいな顔で意味深なひと言を残していくのはやめてあげて。足元がしっかりしていてもいなくても、まあ、あんまり喜ばれはしないから。 5. やらかし名無しさん 「かなりそっと激突した」って表現が地味に好き。そっとなのか激突なのか、どっちなんだ。本人も書きながら、どう言えば罪が軽く見えるか迷ってたんだろうな。 6. やらかし名無しさん 口の動きで考えると納得しかない。「ウォウ」と言うつもりで唇を丸めたところに、「ソーリー」の後半が乗っかったら、そりゃ「ウォーリー」になる。脳が2つの命令を同時に出して、口が両方を半分ずつ律儀に実行した結果だよ。 7. やらかし名無しさん(>>6への返信) しかも最悪なのは、混ざった結果がちゃんと実在する単語だったこと。意味不明な音なら「ちょっと変な人」で済んだのに、よりによって「心配しろ!」って命令文が完成しちゃってる。 8. やらかし名無しさん うちの息子は「nippy(肌寒い)」と「chilly(寒い)」が混ざって「ニップリー」って言ったことがある。英語だと「乳首」を連想させる響きになるんだよね。思い出すたびに、今でもひとりでニヤけちゃう。 9. やらかし名無しさん(>>8への返信) 「ニップリー」って、とっくに辞書に載ってると思ってた。うちでは何年も前から「今日はちょっとニップリーだね」って普通に使ってるよ。まだ載ってないなら、今すぐ載せるべき。 10. やらかし名無しさん 上の子が数日前に人生で初めて働き始めたんだけど、さっそく「ハロー」と「ウェルカム」を同時に言う喜びを味わったらしい。口から出たのは「ヘルカム」。お客さんには「地獄へようこそ」に聞こえたかもしれない。 11. やらかし名無しさん(>>10への返信) レジのバイトをしてたころ、お客さんの「ありがとう」に、「ノープロブレム」と「ユアウェルカム」(どちらも「どういたしまして」)が混ざって「ノーウェルカム!」って返したことがある。直訳すると「歓迎しません」。お客さんの笑顔が固まってた。 12. やらかし名無しさん 映画館のチケット売り場で「映画、楽しんでね」って言われて、反射的に「あなたもね!」って返したことがある。相手はこれから何時間もそこで働くのに。こういう事故って世界共通なんだと思うと、ちょっと救われる。 13. やらかし名無しさん 仕事の電話を切るとき、上司に「じゃあね、愛してる」って言っちゃったことがある。家族と電話するときの癖がそのまま出た。上司は3秒くらい黙ってから「……うん、お疲れ」って切った。それ以来、どうも目が合わない。 14. やらかし名無しさん 59歳だけど、自分がそのおばあさんの立場だったら「こちとら年がら年中心配してるよ、兄ちゃん!」って言い返してたと思う。この年になると、心配事なら山ほどあるんだから。 15. やらかし名無しさん(>>14への返信) その返しが来てたら、投稿者の一生モノの恥が、一瞬で笑い話に変わってたのにね。たぶん、おばあさんにとっても、今ごろ家族に話す鉄板ネタになってると思う。 16. やらかし名無しさん 29歳になっても、社交スキルが10歳児並みの人がいるってことはよく分かった。ぶつかった相手をにらみながら叫ぶのは、さすがに大人のやることじゃないでしょ。 17. やらかし名無しさん(>>16への返信) いやいや、ちょっとテンパってただけだって。頭が真っ白になる瞬間なんて誰にでもあるでしょ。10歳でもやるし、60歳でもやるよ、こういうのは。 18. やらかし名無しさん(>>17への返信) まあ、それはいいんだよ。ただ、一番簡単でまともなのは、その場で「あ、ぶつかってごめんなさいって言いたかったんです」って言い直すことだったと思う。何も言わずに走って逃げたら、本当に脅した人になっちゃう。 19. やらかし名無しさん 前にスーパーの通路で、自分が(というか、たぶん自分のカバンが)50代か60代くらいの女性にぶつかったらしい。自分は気づいてもいなかったのに、あとからわざわざ向こうからやってきて文句を言われた。正直、かなり奇妙な体験だった。 20. やらかし名無しさん(>>19への返信) それは変わってるね。ぶつかられたら嫌な気分になるのは分かるけど、せいぜい「ちょっと不快」くらいの話で、追いかけてまで怒ることじゃない。人生は短いんだから。 21. やらかし名無しさん(>>19への返信) 私もまさにその年代だけど、そんなことに労力を使う優先順位はちょっと理解できないな。こっちはカゴの中身と特売品のことで頭がいっぱいだよ。 22. やらかし名無しさん 書き出しの「薬も飲まず、保湿もせず、ピリピリしてた」の時点で、今日はダメな日だって分かるのがいい。何はともあれ、おばあさんが転ばなくて本当によかった。次は「ソーリー」の一語だけ、落ち着いて言えますように。 まとめ スーパーでおばあさんにぶつかり、「ウォウ(うわっ)」と「ソーリー(ごめん)」が混ざって、にらみながら「WORRY(心配しろ)!」と叫んでしまった29歳。海外の反応は「どう聞いても脅迫」と笑いつつ、「楽しんでね」に「あなたもね」と返した人など、口が勝手にやらかした体験談で盛り上がりました。日本語なら「うわみません」で済んだのに。明暗を分けるのは、その場で笑って言い直せるかどうか、なのかもしれません。 元ソース: スーパーでおばあさんを脅してしまった The post 「WORRY(心配しろ)!」スーパーでおばあさんにぶつかった29歳、謝るつもりで叫んだ一言が完全に脅し文句だった話 appeared first on やっちまった!海外のやらかし告白.…