1 名前:煮卵 ★:2026/09/27(日) 16:44:10.68 ID:ytU2dddQ9.net 清涼飲料市場の今年の新たな動きとして代替(代用)コーヒー飲料が相次いで発表された。 コーヒー豆が高騰しコーヒー豆の持続可能な生産が危ぶまれる中、コーヒーのような味わいが楽しめる値頃感のある商品で需要を掘り起こしていくことと、コスト・調達面からコーヒー豆を使った商品展開が難しくなるといった未来への備えが狙い。 背景に、世界のコーヒー消費量が増加する一方で、気候変動の影響によりコーヒー栽培に適した土地が減少する恐れに警鐘を鳴らす「コーヒーの2050年問題」がある。 「コーヒーの2050年問題」は2015年にミラノ万博で提唱されたもので、アラビカコーヒーの2050年の栽培適地が(2015年比で)半減するという内容となる。 代替コーヒーは、戦時中などコーヒーが手に入りにくい時代にも考え出され、大麦、とうもろこし、大豆などを使ってコーヒーに似た風味を打ち出していた。 その点、代替農作物を使用せずにコーヒーに似た風味を打ち出したのは、コカ・コーラシステムが9月21日に新発売した「ジョージア カフェウォーター ブラック」。 主要原材料は食物繊維と香料。この2つにカフェインをごく少量添加することでコーヒーの味わいを再現した。 「当社は香気成分を分析する経験値が物凄く高く、コーヒー味についてもずっとトライしてきた。今回、200種類以上の香気成分を分析した結果、10種類の組み合わせに辿り着く。これにコーヒーらしいコク感や飲み応えが得られるように食物繊維を入れて少し粘度出し、カフェインも加えることでコーヒーらしい後味を再現した」と日本コカ・コーラの新田祐一郎マーケティング本部コーヒー事業部シニアディレクターは説明する。 この中身技術については現在、製法特許を出願中。 「組み合わせる香気成分の量や、食物繊維やカフェインとのバランスが少し違うと全く違う味になり、この味わいの追随は難しいと考えている」と胸を張る。 ダイドードリンコは、10月5日からコーヒー豆・香料不使用のラテ「ダイドー グッドラテ2050」を数量限定発売する。 中味は、ヨーロッパを中心にコーヒーの代替原料として使われているひよこ豆とチコリを採用し、コーヒーらしい味わい深さを表現。ダイドードリンコの小西勝彦マーケティング部商品開発グループシニアマネージャーは 「将来にわたってコーヒーのおいしさを届けていきたいという強い思いを持って生み出した商品。理想の味わいを作るため、商社や原料メーカー、製造工場の技術者などパートナーに協力してもらい、当社の焙煎技術も活用しながら2年半かけて開発した」と力を込める。 商品名の「2050」で「コーヒーの2050年問題」を表現。パッケージ表面には「コーヒー豆を使わない、未来へ美味しさつなぐラテ」と記し、側面には開発にあたっての想いが記載されている。 アサヒ飲料も商品名に「コーヒーの2050年問題」をにじませる代替コーヒーの発売を予定。コーヒーの代替素材と植物由来のカフェインを使用した「未来のBLACK」「未来のLATTE」を2027年以降に発売する。 なお「コーヒーの2050年問題」を背景にした動きは清涼飲料にとどまらず嗜好品でも起きている。味の素AGFは、インスタントコーヒーと大麦エキスをブレンドした新商品「ブレンディ」大麦とコーヒーを10月1日から一部の通販と小売店でテスト販売する。 [食品新聞] 2026/9/27(日) 6:17 引用元:…