買い物袋を抱えて帰宅すると、マンションの入口で「鍵が反応しなくて」と困っている男性がいた。怪しいと思いかけたそのとき、同じ建物で飼われている犬が彼に大喜びで駆け寄ってきた。犬が身元を保証してくれたと思い込んでドアを開けた投稿者は、20分後、廊下の騒ぎで男の正体を知ることになる。 ※注:海外の集合住宅では、カードやキーホルダー型のタグを読み取り機にかざして開ける鍵が一般的(日本のオートロックに近い仕組み)。住人がドアを開けた隙に部外者が一緒に入り込むことを「共連れ」と呼び、防犯上いちばん気をつけるべき入り方とされている。 何をやらかした? 📌 「鍵が反応しない」という見知らぬ男性を、住人の飼い犬が懐いていたというだけでマンションに入れてしまった。男は元住人で、ここに住む元パートナーの女性が入れないようにしていた人物だった。男は彼女の部屋のドアを叩いて居座り、彼女は助けを呼ぶことに。けが人は出なかったが、男を招き入れる投稿者の姿は防犯カメラにしっかり映っていた。 事の発端 両手に買い物袋、入口には困り顔の男 その日、投稿者は食料品の袋を抱えて自宅マンションに帰ってきた。建物の入口の前には男性が一人立っていて、「タグ式の鍵が反応しないんだ」と言う。普段の投稿者なら、知らない人を建物に入れることはない。共連れが危ないことくらいは、ちゃんと分かっていたつもりだった。 通りかかったのは、住人みんなが知っている犬 ところが、二人で話しているところに、ロビーを通って1匹の犬がやってきた。同じ建物で飼われているミロだ。飼い主の代わりに散歩を請け負うドッグウォーカーの女性に連れられて、これから外へ出るところだった。 やらかしの一部始終 「やあ、ミロ」 男はすぐに「やあ、ミロ!」と声をかけた。するとミロは大はしゃぎで、まっすぐ男のもとへ寄っていった。ドッグウォーカーもこの男のことは知らない様子だったが、とくに警戒しているふうでもない。ミロが懐いていること、ドッグウォーカーが気にしていないこと。この二つを合わせて、投稿者は「この人はここの住人か、少なくとも関係者に違いない」と判断した。 投稿者いわく「自分のポンコツな脳みそには、それで十分な証拠だったらしい」。ドアを押さえて男を中に通し、自分はそのまま部屋へ上がった。 20分後、廊下に響く声 20分ほどたったころ、廊下から怒鳴り声が聞こえてきた。続いて誰かが一軒ずつドアをノックし、「誰か男を中に入れなかったか」と聞いて回っている。 分かったのはこういうことだった。男はかつて本当にこの建物に住んでいた。ミロを知っていたのはそのためだ。そして投稿者が知らなかったのは、男の元パートナーの女性が今もここに住んでいて、男はもう建物に入れないようにされていた、ということだった。 男はまっすぐ彼女の部屋へ向かい、ドアを叩いて「出てきて話をしよう」と迫った。彼女は部屋から出ず、帰ってほしいと告げ続けた。それでも男が立ち去らないため、最後は人を呼んで来てもらったという。 その後 幸い、暴力沙汰にはならなかった。ただ、管理会社が防犯カメラを確認したところ、そこには投稿者が男をホテルのドアマンさながらに招き入れる姿が、高画質でばっちり残っていた。 管理会社は入館システムの変更を検討し始め、住人全員に「共連れで人を入れないように」と改めて通知を出した。投稿者は今月、壊れかけのノートパソコンをようやく買い替えるためにお金を貯めていたところで、「まさか今回の件で何か費用を請求されたりしないよね……」と内心ひやひやしている。 投稿者はあとで元パートナーの女性に謝った。彼女は「自分にはもったいないくらい」優しく受け止めてくれたそうだ。それでも投稿者は「信用した理由が、犬の名前を知っていたから、ただそれだけ。本当に自分が情けない」と振り返っている。 海外の反応 1. やらかし名無しさん いい勉強になったね。これは当分忘れないだろうし、忘れちゃいけないやつだと思う。 2. やらかし名無しさん(>>1への返信) 便乗して言うけど、これって避けるのは実はそんなに簡単じゃない。駅の改札みたいなゲートがあるわけじゃないし、すぐ後ろの人がドアを押さえてきたら、引っ張り合いでもしろって話でさ。 3. やらかし名無しさん(>>2への返信) ほんとそれ。誰も好きでドアマンや警備員の役なんてやりたくない。断ると食い下がってくる人も多いし。うちの建物なんて144世帯もあるから、誰が住人かなんて把握しきれないよ。 4. やらかし名無しさん だから自分は建物に入ったら、すぐに後ろ手でドアを引いて閉めるようにしてる。子どもたちには「感じ悪い」って言われてるけどね。 5. やらかし名無しさん 悪気のないうっかりミスだよ。自分も同じ場面に出くわしたら、たぶん同じことをしてたと思う。 6. やらかし名無しさん(>>5への返信) 同じく。これは投稿者だけじゃなくて、読んでる自分たちにとってもいい教訓になりそう。 7. やらかし名無しさん ミロがあの男を信じて、投稿者はミロを信じた。そりゃ大抵の人が同じことをするって。 8. やらかし名無しさん(>>7への返信) ミロは昔なじみに会えて嬉しかっただけなんだよな。犬は人の事情なんて知らないから、身元保証人には向いてない。 9. やらかし名無しさん やらかしとしては大きいのは確か。でも、ドア越しの押し問答で済んだのは本当に不幸中の幸いだよ。それだけでも十分怖かったはずだけど。彼女が警察にも連絡して、接近禁止命令(裁判所が特定の人物に近づくことを禁じる命令)を取れているといいんだけど。 10. やらかし名無しさん(>>9への返信) 警察を呼ぶ、管理会社から正式に立ち入り禁止を通告してもらう、接近禁止命令を取る。どれも大げさじゃない、当たり前に使っていい手段だと思う。 11. やらかし名無しさん ちゃんと謝りに行ったのは立派だよ。うっかりのミスで、そこから学んで、運よく誰もけがをしなかった。世の中のやらかしの中じゃ、最悪の部類には全然入らない。 12. やらかし名無しさん 今まで何度も知らない人を建物に入れてきたけど、何も起きなかった。今回はたまたま運が悪かっただけじゃないかな。 13. やらかし名無しさん(>>12への返信) これ。ご近所づきあいのつもりで親切にしただけなのにね。親切心が裏目に出るのが一番へこむやつ。 14. やらかし名無しさん いや、これは投稿者のやらかしというより管理側の問題でしょ。共連れを防ぎたいなら、入口の仕組みを見直すなり警備員を置くなりするのが管理会社の仕事。住人が体を張ってドアマンをやる筋合いはないし、お金を払ってるのはこっちなんだから。 15. やらかし名無しさん 反省して、彼女にも謝ったのはえらい。でも、悪い奴のしたことまで背負い込みすぎないでね。勝手に入り込んで彼女に付きまとったのはあの男で、責任はあいつにある。 16. やらかし名無しさん 「何か請求されるかも」って心配してるけど、これって何かの罪になるの? 17. やらかし名無しさん(>>16への返信) 罪に問われるって意味じゃなくて、新しい入館システムの費用を負担させられるかも、って心配だと思う。 18. やらかし名無しさん(>>17への返信) 請求なんてされないって、大丈夫。これは建物全体の防犯の問題で、住人一人の問題じゃないから。ノートパソコンの貯金は守られるよ。 19. やらかし名無しさん 後ろから体の大きい男にドアを押さえられたら、力ずくで閉めるなんてまず無理。選択肢なんてほとんどないよ。なんでみんな投稿者にこんなに厳しいのか分からない。 20. やらかし名無しさん(>>19への返信) 付け加えると、もし本気で危害を加えるつもりの相手だったら?こっちは鍵を持ってて、相手は建物の中も知ってる。無理に拒んで鍵を奪われでもしたら、結局入られたうえに自分がけがをするだけ。 21. やらかし名無しさん 「鍵が反応しない」と言われたら、「管理会社かインターホンで知り合いの住人に開けてもらって」と返すのが一番角が立たないと思う。本当に住人なら困らないし、相手がもうドアに手をかけてるなら無理せず通して、すぐ管理会社に連絡すればいい。 22. やらかし名無しさん 元妻はペットの名前を外で大声で呼ぶのを嫌がってた。壁の向こうで聞き耳を立ててる誰かが名前を覚えて、連れ去ろうとするかもしれないからって。当時は心配しすぎだと思ってたけど、名前が「合言葉」になるって意味では一理あったのかも。 まとめ 犬が懐いていたという一点だけで見知らぬ男を通してしまった投稿者。男は元パートナーの女性に会うために入り込んだ元住人で、彼女が部屋にとどまって助けを呼んだおかげで大事には至らなかった。海外の反応は「誰でもやりうる」「悪いのは入り込んだ男」と投稿者をかばう声が多く、そのうえで「後ろ手でドアを閉める」「管理会社経由で開けてもらう」といった実践的な知恵が並んだ。犬の人懐っこさは、身元の証明にはならないのだ。 元ソース: 犬の名前を知っていたという理由で、見知らぬ男をマンションに入れてしまった The post 「やあ、ミロ!」と住人の飼い犬に声をかけた男をマンションに入れたら、ここに入ってはいけない理由があった話 appeared first on やっちまった!海外のやらかし告白.…