
9月25日という日付だけを手がかりに掘り起こした今回の蔵出し。軸になるのは、人を恨み呪い続けた末に金縛りと悪夢に毎日さいなまれた——そんな告白から始まる一本だ。恨みが恨みを呼ぶ悪循環から、無理にでも楽しいことを考えて抜け出そうとするスレのやり取りを起点に、日常のふとした瞬間に裂け目が覗く話を集めた。選定基準は、恨みや違和感、ふとした一言といった「気づいたら引き返せない」感覚が濃い話であること。各記事には当時のコメ欄から印象的な一件を添えているので、投稿当時のスレの温度感も合わせて味わってほしい。 01 【精神】人を憎み呪うとマイナス思考になり悪いもの寄せ付け更にネガティブと悪循環。無理矢理でも楽しい事を考えよ! 2021年コメ15件 恨みを手放せず、金縛りと悪夢に毎日さいなまれた——というスレ民の告白から始まる回。しまいには粗塩と清酒で身を清めるおまじないまで飛び出す、生々しいやり取りが続く。 11. 名無しのオカルト 2021/09/26恨みつらみ、憎むのをやめないと自分に悪いことが返ってくるのはその通り。これをやめるには反対のことをすればいい。 自分のおすすめは、歩きながら、すれ違った人たちの幸せを願うという訓練。仏教では慈経行というらしい。 他人の幸せを願うとかいうのは偽善くさくてなかなかできないけど、やってみると精神的にマシな状態にはなる。 → コメ欄を全部読む 02 【怖い話】中学の時同じクラスの女子と仲良くなりました。おっとりして大人しい子なんですが、何故か水道をみると物凄く怯える彼女、ところがある事件が… 2016年コメ6件 普段は物腰柔らかいNが、なぜか水道の前でだけ表情をこわばらせる。茶道部の後片付け中、ついにその「何か」が噴き出す瞬間の空気の変わり方がすごい。 5. 名無しのオカルト 2016/09/26普段どうやって生活していたのかが謎 水道なしでは生きられないのに → コメ欄を全部読む 03 【オカルト】「△△みたいに死んじゃうかもしれないしね」自分で言ってドキドキした。まるで意図しないものだったから…… 2022年コメ5件 断りの連絡をどう切り出そうか考えていたはずが、口をついて出たのは亡くなった友人の名前を絡めた一言。自分の言葉に一番動揺しているのが投稿者本人だというのが伝わってくる。 1. 名無しのオカルト 2022/09/25頭に残ってたから、っていうのはもちろんだけど、無意識にに口をついて出た、ってのが怖いね。 → コメ欄を全部読む 04 【中篇集】さらりと読める怖い話『俺が見た三途の川』『トランシーバーで答えたモノは』『洒落怖の一部はまじで洒落にならん』 2020年コメ5件 洒落怖——2ちゃんねる発、「洒落にならないほど怖い話」を集めたスレの通称。42.8度の高熱でうなされた夜に見た三途の川、墓地でトランシーバーに紛れ込んだ声など、中篇3本を続けて読むとじわじわ体温が下がっていくような読み心地。 2. 名無しのオカルト 2020/09/25トランシーバー 懐かしいなあ 今の子にわかるのかな トランシーバーの怖い話、懐かしくてありそうな事ですね。あの頃を思いださせてくれてありがとう → コメ欄を全部読む 05 【オカルト】『新片隅駅、新如月駅』終電乗ってから結構経ったんだけどまだつかねぇーんだが 2017年コメ5件 きさらぎ駅——深夜の終電で迷い込むと、見知らぬ駅に延々と運ばれ続けるとされる某巨大掲示板発の都市伝説。今回はその「親戚駅」を名乗る書き込みで、実況特有の張り詰めた空気がたまらない。 3. 名無しのオカルト 2017/09/26二次創作かなとも思ったが そこはかとなく不気味さが漂ってる気がする → コメ欄を全部読む 06 【怖い話】「金王星って知ってる?」 彼女は俺に金王星について色々話してくれた。俺たちは一緒に金王星を見る約束をした 2018年コメ4件 太陽系10番目の惑星「金王星」——彼女が繰り返し口にしたその名前の響きに、聞くたびなぜか胸がざわつく。二人だけの約束の先に何があったのかは本文でたしかめてほしい。 4. 名無しのオカルト 2018/09/26「金王星って知ってる?」 「見せてやるよ」 ボロン → コメ欄を全部読む 呪いの悪循環から都市伝説まで、蔵出し6本を読み比べてみてほしい。日常のふとした瞬間に潜む違和感に、一番ぞくりとしたのはどの話だろうか。コメ欄で教えてほしい。…