
今回は9月24日に投稿された過去記事から6本を蔵出しする。主役は、結婚を申し込んで振られたその足で二年後、彼女の家の墓の前をたまたま通りかかった男の話。それから墓参りのたびに目にするものが増えていき、投稿者は自分の生霊を疑うようになる——その先に何が起きたのかは本文で確かめてほしい。選んだのは、日付だけでなく当時のコメ欄にも読み応えが残っていた話。神社の言い伝えから若返りの都市伝説、実家で覚える違和感まで内容はばらけているが、各記事には当時のコメ欄から気になる1件を添えてある。 01 【精神】結婚を申し込みに行って振られた間抜けな日から二年、彼女の家の墓を通った。 2021年コメ19件 振られた日の記憶が、二年ごとに墓の前で塗り替えられていく話。投稿者自身は自分のせいだと怯えているが、コメ欄の見方はそう単純じゃない。 2. 名無しのオカルト 2021/09/24彼女が幸せになってる姿を見て「荒んでる」って表現するセンス、なかなかですね。 → コメ欄を全部読む 02 【オカルト】浮上の塊・呪いの塊みたいなモノをひきとるため嫌々神社に行くと私不在の家で異変が! 2023年コメ9件 夢のお告げで渋々神社へ向かった隙に、無人のはずの自宅の玄関が激しく叩かれる。猫が炬燵から出てこなくなったという一文に、当時の空気の異様さが滲む。 1. 名無しのオカルト 2023/09/25神を崇める者。神を否定する者。神とはなんの関わりもない者。神はどれを見逃すと思う? 答えは全て殺す、だ。 → コメ欄を全部読む 03 【意味怖】老人『本当にこれで若返れるのか?』 男『えぇ。記憶はそのままに体だけは若返ることができます。』【解説あり】 2017年コメ7件 老人と若い男、二人だけの静かなやり取りの奥に隠れた仕掛けに気づけるかどうかで読み味が変わる意味怖もの。コメ欄では「記憶はそのまま」の一文をめぐって解釈がわかれていた。 6. 名無しのオカルト 2017/09/25マジレスしちゃうと施術前に説明してないってのがあり得ないんだけどね → コメ欄を全部読む 04 【オカルト】実家にいると15秒間だけ気分が物凄く重くなる。そして15秒間過ぎると急に元の気分に戻るんだ。 2020年コメ5件 実家にいるときだけ、決まって15秒間だけ気分が重くなるという投稿者の告白。当時のコメ欄は虐待の記憶との関係を指摘する声が多く、怖さの質がじわりと変わる。 1. 名無しのオカルト 2020/09/24オカルト云々ではなく虐待で精神おかしくなってそう → コメ欄を全部読む 05 【オカルト】お前らがガチだと思ってるオカルトって何よ『 自分で身につけられたから霊能力』『タバコってのは人類削減計画の一環』 2018年コメ4件 「お前らがガチだと思ってるオカルトって何よ」という素朴な問いかけに、霊能力の身につけ方からタバコをめぐる陰謀論まで雑多な回答が集まったスレの蔵出し。まとまりのなさがかえって当時のスレの空気を伝える。 1. 名無しのオカルト 2018/09/25投稿されてるのなら伝承系と集落。 それ以外ならオカルトではないが第六感。 虫の知らせってやつとか。 後は死が近い人に見える黒い塊。 → コメ欄を全部読む 06 【オカルト】何の骨かはわからないがSは「本物の骨って初めて見た」と言って遊んでいた。その翌日、Sが狂った。 2019年コメ3件 空き家に忍び込んで秘密基地にしていた友人Sが、床下で見つけた骨で遊んだ翌日から様子がおかしくなる。地元で近寄るなと言われていた「館」の噂が、後になって効いてくる構成。 2. 名無しのオカルト 2019/09/25本物の骨って。ケンタの骨だって本物だよ、本物の鶏の骨。 → コメ欄を全部読む 二年越しの墓参りから始まり、骨で遊んだ翌日に友人が壊れるまで、日常のすぐ隣に潜んでいたものに気づく瞬間ばかりが並んだ6本になった。読み比べて自分ならどこで異変に気づけたか、コメ欄で教えてほしい。…