千葉県大網白里市金谷郷のラーメン店「みたけ」が、ひと月足らずで3度の冠水被害に見舞われた。店側は「再開しては被災を繰り返し、心身ともに疲れた」と胸の内を明かしており、X上では現地映像とともに同情や励まし、立地を指摘する声が広がっている。 店は2001年創業。JR大網駅の高架下で営業したのち、2025年に現在地へ移転し「ラーメン一笑」と統合した。地元産の煮干しなどを使ったスープや角煮、ドッグラン併設でも知られる。 1カ月余りで3度の冠水 報道によると、被害の経緯は次のとおり。 1回目・8月13日(千葉豪雨) 店内が茶色い水で約80〜90センチまで浸水。厨房機器の大半が使用不能となり、エアコンも交換。被害額は約2千万円との報道もある。約3週間かけて復旧し、9月5日に営業再開。 2回目・9月6〜7日(大雨) 再開からわずか1〜2日で駐車場が冠水し、店内も約10〜20センチ浸水。壁の張り替えや消毒が必要になり、再び休業。「これからという時に悔しかった」「言葉にならない」との声が伝えられた。 3回目・台風25号(9月21〜22日頃) シルバーウイーク再開を目指して止水板(高さ約1メートル)を入口と勝手口に設置したが、隙間から水が入り、店内は約70センチまで浸水。22日朝から家族やスタッフが泥のかき出し作業を行った。 毎日新聞によると、店長の池田隆宏さん(47)は「『再開したら水害』が続いている。信じられない気持ちだ」と話し、営業再開のめどは立っていないという。読売新聞は、経営に携わる池田了平さんについて「店を再開しては被災しての繰り返し。復旧作業続きで足腰も痛い。心身ともに疲れた」と伝えている。…