1: ぐれ ★ 6ZM2V0e99 2026-09-23 12:55:58 9/23(水) 7:04配信 東京商工リサーチ 「建設現場の花形」と言われる鳶(とび)職人の世界に逆風が吹く。足場から鉄骨、支柱工事など、建設現場で欠かせないが、倒産が過去最多ペースだ。有効求人倍率は7.94倍と深刻な人材難の鳶業界にあって、採用難と高い技能、経験が若者の育成に足かせになっている。東京商工リサーチ(TSR)が鳶工事業の倒産を分析した。 鳶工事業の倒産 件数推移 鳶工事業の倒産(負債1,000万円以上)を集計した。2026年1-8月の倒産は110件(前年同期比26.4%増)で2010年同期(101件)以来、16年ぶりに100件を上回った。 1989年以降でみると、同期間の最多はリーマン・ショックでデベロッパーの倒産が相次いだ2009年の105件だ。年間最多は2010年の148件だが、2026年は現在のペースで推移すると170件も視野に入る。 ことし8月までの110件をみると、原因別は売上不振が78件(構成比70.9%)、赤字累積が24件(同21.8%)と、業績不振が9割(同92.7%)を超える。 規模別では、資本金1,000万円未満が98件(同89.0%)、従業員数別でも10人未満が101件(同91.8%)と小・零細規模が中心だ。 都道府県別では、大阪府が11件で最も多い。次いで、愛知県9件、神奈川県と千葉県、宮城県が各8件で大都市が多い。東京都は4件で、再開発の勢いの違いもありそうだ。 特別原因では、「物価高倒産」が9件(前年同期3件)と急増している。コストト上昇への対応力に注目することが必要だ。 また、「人手不足」倒産は19件(同10件)で、これもほぼ倍増している。19件のうち、従業員退職7件(同3件)、人件費高騰(同2件)、求人難(同1件)、後継者難(同4件)は各4件だった。厚生労働省によると7月の有効求人倍率は1.18倍(全業種)だが、鳶職人を含む建設躯体工事従事者は7.94倍に達する。若者の鳶職人離れが、建設現場で静かに危機感を生みつつある。 続きは↓…