「あなたは子どもに悪い食べ方を教えてる。ひどい母親よ」――レストランの化粧室で、見ず知らずの女性にそう責め立てられた。10歳の娘に、1000キロカロリーを超えるパスタではなく低カロリーのメニューを勧めた。それだけのことだった。その母親自身、10代のころに摂食障害を経験していて、娘には同じ道をたどってほしくないと気を配ってきたつもりだった。海外の判定は? ※注:「スキニーリシャス」=米国の大手レストランチェーン「チーズケーキ・ファクトリー」が用意している低カロリーメニューの総称で、「やせている(skinny)」と「おいしい(delicious)」を掛け合わせた造語。コメント欄では、この名前そのものが繰り返し問題にされている。 ※注:米国の外食は一皿の量が多く、食べきれない分を容器に入れて持ち帰るのが普通。また、一定の店舗数を超えるチェーン店には、メニューへのカロリー表示が義務づけられている。「1000キロカロリー超」という数字が母親の目に入ったのは、そういう事情による。 投稿者の相談 夫(44歳)と私(40歳)には、12歳の息子と、10歳と7歳の娘がいます。3人とも私の誇りで、宝物です。だからこそ、いちばんいいものを与えたい。ここでは長女を仮にジェーンと呼びます。ジェーンは、かかりつけの医師から肥満だと言われていて、私たちはなんとか流れを変えようとしているところです。 私がやっているのは、きょうだいと一緒に近所の道を歩きに行こうと誘うこと、水をもっと飲むよう声をかけること、そして体にいいけれど窮屈ではない食事を出すこと。痩せているほうが良いとされる空気の中で育った世代(90年代から2000年代です)なので、私自身は摂食障害になりました。子どもたちには、同じところを通ってほしくないんです。 だから「あなたはマクドナルド禁止」ではなく、「マクドナルドに行くのはいいよ。ただ毎日じゃなければね」という言い方をしてきました。 その日は家族でレストランに行って、みんなで席につきました。ジェーンが頼みたがったのは1000キロカロリーを超えるメニューで、それを見た私は、味が近くてカロリーの低いもの(スキニーリシャスのチキンパスタ)を勧めました。デザートの分を残しておけるように、という気持ちでした。 そのやり取りは、隣のテーブルにいたカップルにも聞こえていたと思います。そのあと私は娘たちと化粧室へ行きました。娘たちが先に出ていったあと、さっきの女性がいきなり私に食ってかかってきました。あなたは子どもに悪い食べ方を教えている、ひどい母親だ、と。化粧室にいたほかの女性たちまで加勢してきて、さんざん言われました。 本当に打ちのめされました。10代のころ、自分の摂食障害が何をもたらしたかを思い返しながら席に戻りました。夫は「健康のことを考えただけじゃないか」と言ってくれましたが、私は娘の心に自分が何をしているのかも気になっています。「サラダにしなさい」とは一度も言っていません。目標の範囲に収まって、デザートも食べられるように、カロリーの低いものにしたら、と言っただけです。 補足です。かかりつけの小児科医からは、どう立て直していくか具体的な指示を受けています。ジェーンが頼みたがったのは「パスタ・ダヴィンチ」というメニューでした。ジェーンはダイエット中ではありません。何を食べてもいいことになっていて、今は新しい食べ物を取り入れながら、一皿の栄養の偏りをなくすことに力を入れています。ここまでの体型にしてしまったのは私の責任で、それは分かっています。結局ジェーンは、そのパスタもデザートも気に入って、私が別のものを勧めたことを嫌がってもいませんでした。 私が間違ってる? 海外の反応 1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍2,569) 医療の現場で働いている立場から言うと、家族がそろっている場で娘さんの選択をその場で正さなきゃいけない、という状況に、そもそも持っていかないほうがいいです。本人がいたたまれない気持ちになりますから。やろうとしていること自体は間違っていないので、投稿者は悪くないと思う。でも、場所とタイミングだけは変えたほうがいい。 2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者が悪い・👍1,115) きょうだい3人のうち、一人だけ「こっちにしたら」と別のメニューに誘導される。それが自分だったらと考えてみてほしい。あの手の店は一皿の量がとにかく多いんだから、「半分こにしようか」と持ちかけるとか、ほかの子と分ける手だってあったはずでしょ。食べ方を整えるって、何を選ぶかと同じくらい、どれだけ食べるかの話なんだよ。化粧室で詰め寄った女性たちがやりすぎなのは確か。それでも、娘さんの側から見たらどうだったかを想像してほしい。 3. 海外の名無しさん(>>2への返信・双方ダメ・👍386) どっちもどっち、というのが正直なところ。母親のやり方に配慮が足りなかったのは分かるよ。でも、初対面の人間を化粧室で囲んで「ひどい母親だ」と浴びせて、そこにいた人たちまで加勢するって、それはもう正すとかじゃなくて吊し上げでしょ。言いたいことがあったなら、あんな形じゃない伝え方があったはず。 4. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍1,927) 私の考えでは、外での食事は「たまの例外」の枠でいい。もちろん毎週のように外食しているなら、それはそれで見直したほうがいいけど、そうじゃないなら、その日くらいは本人が食べたいものを頼ませてあげてほしい。家での食事をどう組み立てるかと、年に何回かの外食をどう扱うかは、分けて考えるものだと思う。 5. 海外の名無しさん(>>4への返信・投稿者が悪い・👍193) なんでその場だけは食べさせてあげなかったんだろう、というのがずっと引っかかってる。毎日外で食べているわけじゃないなら、あの一皿は特別な日のごちそうとして扱っていいはずでしょ。しかも子どもが自分で選んで、楽しみにしていた一皿なのに。 6. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍924) 投稿者は悪くない。ただ、もう少し気の利いた名前のものを勧められなかったのかな、とは思う。「スキニーリシャス」は名前がとにかくひどい。頼みたかったものの代わりにそれを差し出されたら、中身がどうであれ、私なら名前だけで沈んだ気持ちになると思うよ。 7. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍673) 家族みんなで健康的な生活をしているはずなのに、娘さんはどうして医師に肥満と言われるところまできたんだろう。食べるものを用意しているのは親だよね。それに外食では、誰だって体に良くないものを食べるものだよ。家族が全員そろっている席でカロリーの話を持ち出した時点で、投稿者がいちばん避けたかった方向に娘さんを押していると思う。あと、その名前のついたメニューだけは、どんな事情があっても避けてほしかった。 8. 海外の名無しさん(>>7への返信・判定保留・👍318) 行動のせいで太っているのか、それとも医学的な原因があるのかで、この話はまるで別物になる。小児の栄養にくわしい専門家に一度きちんと相談して、娘さんの体全体にとって何がいちばんいいのかを確かめたほうがいい。そこが分からないうちは、この場面だけを切り取って誰が悪いとは言えないと思う。 9. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍384) 子どもの食べているものについて、人前で口を出すのはやめたほうがいい。投稿者自身、自分の摂食障害が子どもにどう響くか、うすうす分かりかけているよね。娘さんが何を食べているかについては、もう何も言わないこと。体重の話は担当の医師にまかせて、投稿者のほうは専門家の助けを借りたほうがいい。 10. 海外の名無しさん(>>9への返信・投稿者が悪い・👍247) 投稿者は、痩せているほうが良いとされる空気の中で育って摂食障害になったんだよね。その同じことを、今度は実の母親からやられる娘さんがどんな気持ちでいるか、考えてみてほしい。私は体重がいちばん重かったときで200キロ近くあって、母は一生「痩せなさい」と言い続けた。亡くなって24年経つけど、今でも毎日あの声が聞こえるんだよ。やり方を変えてほしい。 11. 海外の名無しさん(>>10への返信・投稿者は悪くない・👍196) 補足のところは読んだ? 娘さんは勧められたパスタを気に入って、デザートも食べて、別のものを勧められたこと自体を嫌がってもいなかったって書いてあるよ。この件でいちばん傷ついたのは、たぶん母親のほうだと思う。本人が平気だった出来事を、周りが勝手に一生もののトラウマに仕立てにいくのも、それはそれでどうなんだろう。 12. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍223) 10歳の子にカロリーの話をするべきじゃないよ。このままだと本当に摂食障害の道に進んでしまう。どうしてもその料理を食べてほしかったなら、家族全員で同じものを頼めばよかったでしょ。体重の話を本人に振るのもやめたほうがいい。この年齢までの食卓を作ってきたのは誰なのか、そこも一度ちゃんと考えてみてほしい。 13. 海外の名無しさん(>>12への返信・投稿者が悪い・👍142) 10歳で自分だけカロリーを数えさせられて、同い年の子が当たり前に食べているものを食べられない。この年齢でそんな言葉をかけられたら、食べることとの付き合い方はまず歪むよ。私がそうだったから分かる。しかも、きょうだいの注文には何も言っていないんでしょ。娘さんに伝わるのは「太っているから、食べたいものを食べさせてもらえない」ということだけだよ。 14. 海外の名無しさん(>>13への返信・投稿者は悪くない・👍88) その理屈だと、親は子どもの食事について一生何も言えなくなるんだけど。「何も言わないのがいちばん」で済むなら、小児科の医師はそもそも指示なんて出さないでしょ。言い方も場所もまずかったのは認めるよ。でも、この母親に悪意があったようには、私にはどうしても見えない。 15. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍186) 「スキニーリシャス」という言葉が出てくる時点で、たぶんあのチーズケーキ・ファクトリーだよね。あそこの一皿は、誰かと分けるか持ち帰る前提の量なんだよ。10歳の子があのパスタを半分でも食べきれるとは思えない。カロリーの低い選択肢がほぼ無い店を選んでおいて、選んだ本人のほうが責められるのは順番が違うでしょ。 16. 海外の名無しさん(>>15への返信・投稿者が悪い・👍98) 私なら、カロリーじゃなくて量の話をするな。食べたいものを頼んで、持ち帰り用の容器をもらえばいい。子ども向けのメニューから選ぶ手だってある。どっちにしても、10歳の子が「スキニーリシャス」と書かれた欄から選ばされるのは違うと思うよ。 17. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍143) 外食の場で軌道修正するのは避けたほうがいい。カロリーを気にするなら、その日一日じゃなくて一週間の単位で見るものだよ。そもそも10歳という年齢は、カロリーという言葉を本人に持ち込むにはまだ早すぎると思う。家でのごはんを整えるだけで十分でしょ。 18. 海外の名無しさん(>>17への返信・双方ダメ・👍76) 順番が逆なんだよね。席に着く前に娘さんと二人で「今日はこうしようか」と話しておけば、家族の前で言い直す必要なんて一度もなかった。母親のやり方がその場しのぎなのは間違いないよ。でも、化粧室で詰め寄った女性たちも、正しいことを最悪のやり方で伝えているだけだと思う。どっちもどっち。 19. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍104) 子どもにダイエットをさせるものじゃないし、家族で外に食べに出た日ならなおさらだよ。ほかの子の注文に何も言わなかったのなら、娘さんはその時点で傷ついてる。それと、メニューにカロリーが書いてある店って本当に苦手。もしあの数字が目に入らなかったら、投稿者は止めただろうか。「スキニーリシャス」なんて名前がまかり通ること自体、この社会が太っていることをどう見ているかの表れだと思う。 20. 海外の名無しさん(>>19への返信・判定保留・👍61) 判定を出す前に聞きたいんだけど、娘さんはそのときどんな顔をしてたんだろう。隣のテーブルに聞こえるくらいの声だったなら、本人にも当然聞こえているよね。投稿者の書き方だと、娘さんがその瞬間に何を感じたかだけが、すっぽり抜けているんだよ。そこが分からないうちは、どちらが悪いとも言えない。 21. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍74) 正直になろうよ。「味は同じ」とされる低カロリーのパスタが、本人が頼みたかったものと同じ味なわけがないでしょ。外食なんて、そもそもたまの贅沢みたいなものなんだから、食べたいものを食べさせてあげればよかったのに。 22. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍57) 投稿者がまっすぐいい動機で動いているのは伝わってくるし、良かれと思ってやっているのも分かる。でも、食べるものを親が取り締まると、事態は何倍も悪くなるだけなんだ。このままだと娘さんは投稿者と同じところに行き着くし、それは程度の差はあっても一生ついて回る。家では家族全員に同じ食事を出せばいい。娘さんだけを名指ししないこと。外食は別枠にする。食べることに安心していられる子は、目の前のものをかき込もうとしなくなるものだよ。お願いだから、この年齢の子に「目標」を持たせたり、カロリーを数えさせたりしないであげて。私だって娘さんに健康でいてほしいから言ってる。 23. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍26) どっちもどっちだと思う。10歳ならまだ子どもの丸みが残っている年齢でしょ。本人が元気で、ほかに何も問題がないなら、そこまで急ぐ話なのかな。体格指数(身長と体重だけで出す数値)は人を測る物差しとしてかなり雑で、筋肉も脂肪も骨の重さも区別できない。医師がその数字ばかり見ているなら、それも当てにしすぎだと思う。あと、席に着く前に娘さんと話しておくこと。本当に大事な問題だと思っているなら、そういう扱い方をしてほしい。 24. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍38) 化粧室でいきなり怒鳴りつけてくる知らない人のほうが、私にはよっぽど怖いよ。よその子の体のことを、面識のない他人が「ひどい母親だ」と決めつけて責め立てていい理由にはならないでしょ。母親のやり方に思うところがあるのは分かるよ。それでもあれは、正しさを盾にして知らない相手をその場で囲んだだけだと思う。 25. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍15) 心配なのは分かるけど、もっといいやり方があるはずだよ。体重が気になるなら、一緒に歩きに行くとか、母娘でからだを動かす日を作るとか。「それは食べちゃだめ」と言われると人は余計に食べたくなるし、やがてそれは恨みに変わる。それと投稿者自身も、一度きちんとカウンセリングを受けたほうがいい。摂食障害を経験した人ほど、気づかないうちに子どもに同じ土壌を作ってしまうことがあるから。 まとめ 判定は「投稿者が悪い」に大きく傾いた。母親の動機そのものを疑う声はほとんどなく、争点になったのは、どこで、誰の前で、どんな言い方をしたかだった。家族全員がそろった外食の席で、きょうだいのうち1人だけが別のメニューへ誘導されたこと。しかもその一皿が「スキニーリシャス」という、体型をそのまま商品名にしたメニューだったこと。母親が10代で通った道を、今度は娘が同じように通ることになるのでは、という指摘が何度も繰り返された。 一方で、医師の指示に従っただけの親をここまで責められるのか、という擁護も最後まで残った。まして化粧室で見知らぬ相手を囲んで「ひどい母親だ」と言い放つのは、それこそ別の話だという声も少なくなかった。そして娘さん本人は、結局そのパスタもデザートも気に入って、何も気にしていなかったという。あなたがあの席にいたら、どうしただろう。 元スレッド: 「私が間違ってる?娘に高カロリーのメニューを頼ませなかった件」(元投稿) The post 「あなたは子どもに悪い食べ方を教えてる」10歳の娘に低カロリーのメニューを勧めただけで、化粧室で囲まれた母親は悪い? 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