9月21日という日付だけを頼りに、オカルト速報の過去記事から6本を蔵出しする。先頭に置いたのは、子供の頃に見た「叔父が野良猫を米袋に詰め、真っ暗な海へ投げ捨てた」という光景が今も忘れられないという投稿。そこから、当時花形職だったエレベーターガールの裏側、幼い記憶の中だけに残る若者の話、深夜のノック音に耐えたホテルの一夜、黒電話にまつわる奇妙な記憶、そして今も正体不明のままの仙台の浮遊物まで、同じ月日に生まれた話が並ぶ。選んだのは、読み返しても背筋がすっと冷える話や、結局答えが出ないまま宙に浮いている話ばかりだ。今回の6本にはそれぞれ、投稿当時のコメ欄から特に引きの強い1件を添えたので、本文と合わせて当時のスレの空気も味わってほしい。 01 【怖い話】DQN叔父が猫を米袋に放り込み海に捨てた光景が忘れられない 【オカルト】 2021年コメ10件 米袋に閉じ込められた猫の鳴き声が、暗い堤防で聞こえなくなる瞬間の描写がとにかく生々しい。その後この家に何があったのか、続きは本文で確かめてほしい。 7. 名無しのオカルト 2021/09/22家の中に侵入して悪さをする猫を始末するのは昔はよくあった。足に重りつけて川にポチャン。 → コメ欄を全部読む 02 【怖い話】当時はエレベーターガールがデパートの花形だった。 容姿端麗成績優秀、接客態度も最高の人が採用されていた。 2019年コメ6件 誰もが憧れた花形職のはずのエレベーターガールたちが、憧れのブランド品を追いかけるうちに少しずつ道を踏み外していく――その転落の具体的な顛末は、本文でたしかめてほしい。 2. 名無しのオカルト 2019/09/21エレガは花形だけど、給料安かったんだよね。 エレガは顔とスタイルで選ばれる。 そしてスタイル重視だからヒールのせいで身体を壊すのも早くて、回転も早かった。 顔が良くて給料がいい子は、受付嬢。 受付嬢は頭の回転のいい、人当たりのいい、笑顔のいい子がなる。 → コメ欄を全部読む 03 【オカルト】昔、一人の青年が遊びに来てたことを、最近になって思い出した。結局その人は亡くなったらしいがどうも話がおかしい。 2018年コメ6件 小さい頃遊んでもらった青年のことを、母に尋ねた瞬間だけ会話が固まる――その温度差の描き方が地味に怖い。「頭がパーになった」の一言の意味は、結局本文でも判然としない。 3. 名無しのオカルト 2018/09/21叔母さんの不倫相手だと思った。 で、お母さんも惚れちゃって取り合いみたいな? 「パーになった」って意味がイマイチ分からないけどその青年は親族の誰かに殺されたんじゃないかと考えてみた。 → コメ欄を全部読む 04 【意味怖】そのホテルは以前火事になり逃げ遅れた人がいたという。ああよかった。ドアを開けていたら今頃どうなっていたことか。【解説あり】 2017年コメ4件 深夜のノック音に耐えて夜を明かした出張先のホテルの話。タイトルの一文をもう一度読み返すと、ぞわっとする配置になっている。 2. 名無しのオカルト 2017/09/21ホテルニュージャパン火災みたいに中から開けたらバックドラフトが起きる(だから開けなくてよかった)ってシチュかと思った → コメ欄を全部読む 05 【不思議な話】昔の黒電話の不思議な思い出『繋がる前から声がした』『有名人の電話番号はオープン』『「で、3日後に死んだ訳よ」』 2022年コメ3件 ダイヤルを回す前から誰かの声が混じっていたという黒電話の記憶が、いくつも積み重なっていく構成になっている。中でも「もしもし」の直前に会話が聞こえていたという体験談の温度感がいい。 3. 名無しのオカルト 2022/09/22黒電話の受話器フックを数回押すことで、今で言うNTTにつながって通話状態の検査?ができた。 受話器を元に戻した時にフックをちゃんと押さえておらず、通話終了にならないこと、または、黒電話の中には受話器の方にフックの役目を果たすボタンがついているものがあり、それがちゃんと押されなかったために通話状態になることがあった。 その場合、次のダイヤルをするまでその電話は「どこかに繋がってる」状態。 訳が分から → コメ欄を全部読む 06 【怖い話】結局仙台の未確認飛行物体や異臭騒ぎはなんだったの? 2020年コメ3件 仙台上空に浮かんでいた謎の物体、結局あれは何だったのかという2020年当時のスレの疑問をそのまま持ってきた話。答え合わせにならないまま終わるところが、かえって落ち着かない。 3. 名無しのオカルト 2020/09/22あのあとアメリカでも目撃例があってニュースにもなったけどそれっきり → コメ欄を全部読む 叔父の一家に何が起きたのかも、仙台の浮遊物の正体も、当時は気にも留めなかった黒電話の違和感も――どれも「時間が経ってから急に引っかかってくる」記憶ばかりが今回は集まった。気になった話があれば元記事のコメ欄も覗いてみてほしいし、あなたの身近にも、あとになって妙に引っかかる記憶があればぜひコメントで教えてほしい。…