933 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 18:53:07 0 うちは祖母と祖父がものすごく仲の悪い夫婦だった。 祖母の姑(曾祖母)は 元は北海道の良家のお嬢さんだったけれど 曾祖母の他の兄弟は全員男。 たった一人の女性だった曾祖母は尋常小学校しか行かせてもらえず (他の兄弟は大学まで行かせてもらえたのに) すぐに奉公に出された。 しかも曾祖母だけ名前がカタカナ(他の兄弟は全員漢字の立派な名前) その事でずいぶん苦労したと言っていた。 苦労はそれだけでは終わらず、 最初の結婚で女を二人産んだ(男が生まれなかった)為に 「女腹」と罵られ家を出されてしまった。 その後に再婚した曽祖父がこれまたロクデナシで 元は武家の妾の子。その為に仕立屋の養子に出され、 優秀だったのに学校に行かせてもらえなかった。 その所為で性格がネジ曲がったのか、小学校しか出てない祖母を いびり倒し、自分はほとんど働かずに賭博三昧。 祖母は5人の子供を抱えて毎日10kmも離れた畑まで行って いっしょうけんめい働いた。 935 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:05:37 0 しかし五人の子供(祖父含む)は母親への感謝ゼロ。 働かない父親の代わりに五人の子供を頑張って高校まで出したのに、 「俺が出世できないのはおふくろが高校までしか行かせてくれなかったからだ」と 裁判所書記官になった長男(祖父)と 警察の交通警察官になった次男が愚痴っていたそうだ。 五人も子供がいて、しかも母親の農作業の稼ぎじゃそれでも凄いものだろうと 思うのだが、なまじ就職先が良かっただけに 大卒の同僚が次々出世していくのを見てはがゆかったのだろう。 結果的に祖父は結婚相手の祖母にも愚痴をこぼし、 生活費をギリギリしか渡さない。(子供二人いるのに) 最終的には「心象が良くなるから」と 曾祖母を引き取った。 当然祖母の悪感情は家にいる曾祖母に向く。 毎日毎日「あんたの育て方が悪いから夫がこうなった」と 曾祖母を罵り、小さな嫌がらせを沢山したらしい。 しかしそれも昔の話。 曾祖母は100歳を越えるまで生きた。 そして曾祖母が亡くなる3日ほど前だったと思う。 病院に祖母がやってきて、曾祖母の世話をしていたらしい。 さすがに祖母も年を取って、反省したらしい。 30年ほどは曾祖母との関係もまあまあ良好だった。 着替えを畳んでいる祖母に向かって 曾祖母が小さな声で「お嫁さんに済まない事をしたねえ、甲斐性なしに育てた私が悪いのかねえ」と言った。 祖母は泣きながら「そんな事はないんです。お義母さんは悪くないんです」と言った。 「わたしゃ農作業しか出来なかったからね。学がないっていうのは辛いね。 いい家のお嫁さんを貰えて、この子は果報者だと思ったよ」 その数時間後に息を引き取った。祖母にとっては精神的な修羅場かなと思った。 937 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:08:45 0 実を言うと、祖父は生涯曾祖母に文句をつけていた。 グチグチと「大卒じゃないから俺はここまでしか出世できなかった」と 同居している曾祖母を攻撃していた。 でも死んだ後に 曾祖母の生い立ちなどを知って泣いていた。 子供は親の気持なんか生きているうちには分からないものだと 年配の元軍人のおじいさんが言っていたよ。 ちなみに曾祖母の家は奥州藤原氏の流れをくむ名家。 でも最初から「女はいらん」って家で 針仕事が苦手な曾祖母を、曾祖母の母親は定規で殴っていたそうだ。 曾祖母は頭の回転が早く、女性らしい料理や針仕事よりも 勉強をさせて上の学校へやったほうがいいタイプ。 (世が世ならキャリアウーマンになれていたかも) だから生涯悔しがっていたそうだ。 938 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:10:43 0 若者視点ゆえの感想だね。<祖母の精神が修羅場だったろう 939 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:11:48 0 ちなみに曾祖母の名前は「ミツ」 良家なら普通は女の子でも、「○○子」というような 漢字の名前をつけるのに、「3月生まれだからミツ」と適当につけられていた。 その事も曽祖父からグチグチと…。 自分が遭遇したのは、まだ小学生の時。 祖父が祝賀会から帰ってきた時だった。 玄関に迎えに来た曾祖母を、祖父が思い切り殴りつけ大げんかに。 定年間近の祖父が泣く泣く言うには 「大卒に笑われた。公務員になんかなるんじゃなかった。 おふくろのせいで俺は出世できなかった。自分の給料の限界が分かるなんて辛い」と。 給料の上限や出世の上限が分かってしまう公務員では、 学歴は大きな壁になるからだろうが、そのときは曾祖母が泣き出し、近所の人が騒ぎを聞きつけ何事かと駆けつけと 大騒ぎになった。 これは多分一生忘れないと思う。 940 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:14:09 0 母の壮絶な苦労と生き様を死後に知った馬鹿息子であった祖父は、 「年配の元軍人のおじいさん」から聞かされて、ちゃんと後悔でのた打ち回ってた? それと、キャリアウーマンでいけたはずなのに!と生涯悔しがっていたのって、誰? 941 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:15:29 0 曽祖父は50そこそこで亡くなったが、 死後に尋常小学校の成績表が出てきた。 なんと芸術系や体育もすべて5。正真正銘のオール5。 更に日記も出てきたので読んでみると、 「大学が駄目ならせめて師範学校へ行かせてください。教師になります」と 養父母に土下座をしたのに「働けこの厄介者が」と罵られ蹴られた話。 「この子は優秀なので上の学校へやってください、きっと立派な人間になります」と 学校の先生が親に頼んでくれたのに、「この子は仕立屋にする。そんな金はない」と突っぱねた話が出てきた。 更に曽祖父が自分で描いた日本画に漢詩が。 実はかなりの優秀な頭脳を持っていたらしい。 時代と養父母が悪くて腐ってしまったのだと曾祖母は言っていたが、 まるまる嘘というわけではなかった。 でもその頭の良さを少しでも使わず 生涯腐ってしまうのはいかがなものかとは思う。 942 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:16:54 0 >>940 それは私の感想。 きちんと大学まで行けば 医者でも弁護士でもなれそうなほど頭がいい。 (事実、当時の尋常小学校でオール5でもあった) 「女性だから」という理由だけで進学できずに 小卒で奉公にやられた。 943 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:17:38 0 大卒にこだわるなら、働いてお金貯めて大学行けばよかったのに 皆ママンに甘えてただけだったっていう話で、おk? 944 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:19:33 0 当事者には当事者の言い分があるだろうし これは完全に第三者の無責任な戯言だけど いい歳して親のせいにするなんて馬鹿 学歴があったとしても出世できるもんか むしろ甲斐性無しの父親を恨むべきなのに、それにも気づかない その程度のオツムの持ち主じゃ、大学が勿体ないわ 945 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:20:59 0 甲斐性なしではあるが、曽祖父も妾の子というだけで 教育を受けられずに貧乏な仕立屋にしかなれなかった。 自分の子供たちはみんなオール3のひどい成績だったので、 しょっちゅうガミガミ言っては殴っていたそうだ。 「勉強ができるのにしない奴は大馬鹿者だ、そんな奴に食わせる飯はない」というのが 口癖だったらしい。 948 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:22:37 0 あと、祖父が勤めていたのは地方裁判所。 高卒からの一等書記官だった。 しかし、公務員で出世するにはやはり「高卒」がネックになっていた。 勉強し直す時間もない、俺はもうだめだとよく泣いていたらしいが、 それを見て曾祖母に八つ当たりする祖母も祖母だと思う。 949 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:24:59 0 祖父は曾祖母が亡くなってすぐにガンが見つかった。 (本当に一ヶ月くらい経った頃) しかも末期でモウ助かる状態ではなかったが、 その元軍人さんは「あの世でお母さんに謝りな」と言っていた。 「育ててもらうのは、当たり前じゃない。しかもお母さんのした苦労は並大抵のものじゃない。 親が子を育てる。愛するっていうのはここ100年ほどの考えでね…」と ボケかけてる軍人のおじいさんが言っていた。 950 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:27:52 0 言っちゃ悪いけど大学に行かせてもらっても結果は似たようなものだったんじゃないかな。 曾祖母も曾祖父も能力はあるのに過去の栄光と得られなかった恩恵に執着するばかりで 自分で人生を変えようとしてないもの。転落の時期が戦後に変わるだけな気がする。 951 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:28:58 0 自分で人生を変えるのは、言うのは簡単だがとても難しいと思う。 変えられなかった曾祖母や曽祖父も確かに愚かで可哀想だが、 それは責められることではないと、曾孫の自分は考えている。 952 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:32:36 0 元軍人の爺さんボケかけかよw まあ諸々のことは甘えもあるけど 「時代だから」で片付いちゃう話だなあ それを越えてきた人もいるけど並々ならぬ努力をしただろうし 953 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:34:25 0 曾祖母は、いろいろ引き受けすぎだっただけだよ。 周りの人間は曾祖母の度量に、皆で寄って集って駄々っ子のように甘え倒した。 954 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:34:33 0 「穀潰しニートの父親が働いてたら大学へ行けたのに」と、 曾祖父を恨むって選択肢は5人揃ってなかったんだな。 母ちゃんが頑張らなかったら高卒どころか中卒になってたつうのに。 なんなの? Y染色体持って産まれて来たってだけで偉いことになる田舎部落の話? 955 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:37:51 0 特定覚悟で言うと、北海道の某商業都市の港町だ。 教育が盛んな街だった。(ただし男尊女卑の傾向が強かった) 957 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:43:54 0 ガンで死んでく祖父は、母の人生知らなかったら「嫌だまだ死にたくない」って 往生際がさぞかし悪かったろうな。死ぬ目的が出来たことは、ある意味ラッキー。 958 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:46:07 0 何せ小樽だからな…(言っちまった) 良家のお嬢様として教育を受けていたら…とか 妾の子でも、武家で教育を…とか言っていたらキリがない。 問題はその先だというのはきっと曾祖母もわかっていただろう。 ただ時間と追いつく気持ちがなかっただけなんだろうと思う。 現実の生活でクタクタになった人間だったからだ。 一応書き込みはここまでにしておきます。 961 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 20:00:14 0 かっこが多すぎて笑えるw 959 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:57:18 0 偉大な母をけなしまくったカス息子(祖父)のカス4兄弟たちもガンで死んでんの? 960 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 19:59:40 0 もうしつこい 963 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 20:15:55 0 でも、時代ってあるよね。今の時代に生きられて幸せだな。腐ってないで私も頑張ろうって思う。しみじみしたよ、ありがとう。 964 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 20:23:37 0 田中角栄だって貧乏育ちで尋常小学校だか 高等小学校卒でしょ。 時代的には高校に行けただけ幸せだったはず。 心がけが悪過ぎて出世できなかったのもすべて学歴のせいにしてたんじゃない? 965 :名無しさん@HOME 2012/06/15(金) 20:27:04 0 高校まで出してもらったら自分で働きながら大学に行けたはず。 勤労学生なんてざらにいた時代でしょ。 心根が腐ってるんだね。 引用元:…