
1: 名無しさん 2026/06/18(木) 19:02:59 ナフサ危機「倒産が相次ぐ可能性も」総量は足りても目詰まりが起きるのはなぜか #生活危機(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)中東情勢の急変から浮上したナフサ(粗製ガソリン)不足。政府は「供給は十分」と繰り返し発表しており、原油は備蓄があるとされている。だが、複数の産業や現場で、実際に住宅建材や塗料など必要な製品が届かないYahoo!ニュース 中東情勢の急変から浮上したナフサ(粗製ガソリン)不足。 政府は「供給は十分」と繰り返し発表しており、原油は備蓄があるとされている。 だが、複数の産業や現場で、実際に住宅建材や塗料など必要な製品が届かない事態に陥った。 米イランの覚書署名でホルムズ海峡開放への道筋が開け、供給網回復への期待は高まるが、そもそもなぜナフサの供給不足が起きたのか。 今後経済に与える影響はどれほどか。 日本塗装工業会やナフサ調達経験者、エコノミストらを取材した。 「ナフサ不足が塗装業界に深刻な影響を及ぼしています。 このままでは倒産が相次ぐ事態になりかねません」 日本塗装工業会(日塗装)会長の若宮昇平氏はそう不安を隠さない。 同会に加盟する約2300社の多くが今、苦境に陥っている。 帝国データバンクによれば、1~5月で「塗装・防水工事」の倒産件数は80件で、今年は過去最多に達する可能性があるという。 塗装業では塗料、希釈に使うシンナー、窓枠のすき間などを埋めるコーキング材などがナフサ由来だ。 その供給が細れば、仕事が止まる。 同会が異変を認識したのは3月下旬。 4月上旬に緊急アンケートを実施したところ、半日で約300社から回答が集まった。 「これほどのスピードで多数の回答が戻ってくるのは異例です。 全国的に危機感が広がっていたと推測されます。 4月14日に国土交通省へ資材の供給確保を求める要望書を提出しましたが、その時点で、シンナーが『通常どおり』入手できると答えた会員はわずか2.7%でした」(若宮氏) 塗料の原料となる樹脂も不足していた。 少ない量でもとにかく作れという声もあるが、そう簡単にはいかないのだという。 「たとえば、塗料メーカーさんが塗料の製造に使っているのは、1トンの材料を攪拌する釜です。 その量がないと適切に作れない。 仮に1週間に200キロずつ材料を入手できても、装置を回すには5週間待たなければならないのです」(若宮氏) 塗料は樹脂、顔料、添加剤などを組み合わせてつくられる混合物だ。 99%の原料がそろっても、塗った際に出る泡を消す消泡剤のような添加剤が1%足りなければ、製品として成立しない。 ローラーを転がしたときに泡が残るからだ。…