1: 匿名 2026/05/01(金) 18:44:10.83 ID:??? TID:aru1413 高市早苗首相は4月30日、首相官邸で開いた第6回中東情勢に関する関係閣僚会議で、ナフサ由来の化学製品について「年を越えて供給を継続できる見込み」と表明した。米国、アルジェリア、ペルーなど中東以外からのナフサ輸入が5月に緊迫化前の3倍へ拡大する見通しとなり、備蓄原油を用いた国内精製を継続、ポリエレンなど中間段階の化学製品在庫1.8カ月分を活用する。これらを組み合わせ、これまで「半年以上」としてきた供給見通しを「年越し」へ引き上げた。 ただし、これはナフサ不足そのものの解消を意味しない。経済産業省は同日、一部で「供給の偏り」「流通の目詰まり」が続いていると明記しており、塗料用シンナー、包装容器、住宅設備、医療物資など川中・川下では、なお品目別の逼迫が残る。発言の核心は、政府の危機管理が数カ月の在庫対応から、年越しを視野に入れた継続運用へと移ったことにある。 一方、石化設備は平時に戻っていない。 石油化学工業協会が4月23日に公表した3月実績では、エレン生産量は前年同月比38.8%減の27万2600トン、稼働プラントの実質稼働率は68.6%まで低下した。 政府の年越し見通しは、石化設備の高負荷復帰を前提にしたものではなく、低稼働下でも在庫と代替調達を使って供給を維持する危機管理シリオとして読む必要がある。 「年越し供給」が宣言する危機の長期化 4月30日の首相発言で明らかになったのは、ナフサ危機の終息ではなく、政府の危機管理が「数カ月の在庫対応」から「年越しを視野に入れた継続運用」へ移ったことだ。 備蓄原油の精製、中東以外からのナフサ輸入、川中製品在庫、業界への前年同月比同量調達要請を組み合わせれば、政府はマクロの越年供給シリオが成り立つと判断した。 しかし、そのシリオは、低稼働、在庫取り崩し、品目別の目詰まりを内包している。「年越し供給」は安心材料に映る一方、危機管理モードが年内を通じて続くことも示している。 >> 【ナフサ不足】エレン生産設備の稼働率68.6% 下限値に極めて近い状態 >> 【政府】原油不足には「国民が努力する」 >> 【閣議決定】ナフサ「不足ではなく目詰まり」 相談してもらえば解消する >> 【TOTO】ナフサ不足でユニットバス受注停止 リクシルも出荷制限想定 >> 【粉飾】実際の原油備蓄日数は4割未満の可能性 政府発表はナフサ精製消費を含まず、日量消費量を少なく計算 ★2 >>…