親のリテラシーは大丈夫ですか?(朝鮮エデュ・朝鮮語) 2021年7月、リアルタイム検索語1位を占めた単語一つが大きな論争を呼びました。 「サフル」でした。 当時、政府は光復節が日曜日と重なり、月曜日を振替休日に指定し、その結果、連休が「サフル」と発表しました。 ところが一部の青少年たちがオンラインコミュニティで今回の連休が「4日間」と解釈し論争が始まりました。 「サフルは3日だ」という主張と「4日ではないか」という反論が続き、オンラインでは世代間のリテラシー論争が起きました。 この事件は単なるハプニングで終わっていません。 その後、韓国社会では青少年のリテラシー低下問題が本格的な社会的論争として浮上しました。 実際にOECDが実施する「国際学業成就度調査(PISA)」でも韓国青少年の読解能力は以前より下落する流れが確認されました。 (中略) 数年前、ある保護者コミュニティにはこのような書き込みが掲載されたことがあります。 ある親が学校から送られてきたおたよりを読んで、学校に電話をかけて抗議したという話でした。「なぜ子供たちに中華料理を食べさせるのか」という抗議でした。 後で分かったことですが、家庭通信文に書かれた「昼食提供」という表現を「中華料理」と誤解していたのです。 笑って済ませられることのように見えますが、教育現場ではこのようなことが思ったより頻繁に発生するそうです。 ますます学校のお知らせや案内文を正確に理解できず、誤解が生じる場合が増えているという意味でしょう。 (引用ここまで) 記事中にある「サフル」というのは「三日間」を意味する固有語。 韓国政府が「月曜が振替休日になり、三日間(サフル)の休日となります」って発表したところ、ネットで「三日派」と「四日派」に分かれたそうですわ。 韓国語で4は「サ」なので、そこから4日間であるとの解釈が出た模様。 とまあ、解釈はこれで合っていると思うのですが。 「本当にそんなこと起きるんだ?」ってなりましたね。 たしかに「サフル」って言いかた自体がちょっと「古さを感じなくはない」のですが。 そんな論争になるほどかぁ。 こうした読解力の話題でも、まったく出てこないのが「漢字を廃止したからなのでは……」って考察なんですが。 まあ、もはや漢字を社会に戻すことはできないので、韓国語をそれにあわせて変容させるしかないんですよね。 教師とかで「それなりに教養がある層」と、そうでもない保護者の「言葉の階層の違い」がこうしたお笑いを産み続けるのだろうなぁ。 以前も「雨天時にはこちらで……」ってお知らせを、「雨天市とはどこのことだ?」って問い合わせが来たなんて話もありましたが。 もう自分の名前もろくに書けないし、国名も書けない。 大学4年生に「大韓民国と書いてくれ」と言ったら「大朝民回」って書くレベル。 ま、語彙を無理矢理奪い去るような真似をしたらこうなるって社会実験みたいなもんですね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国国会で「間違った判決は裁判官に懲役10年」「実質4審制」「最高裁判官を倍増」と憲法違反&司法権侵害の立法連発……なぜ? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…