
1: ななしさん@発達中 2026/03/30(月) 15:28:56.75 ID:3XCZJuF09 「抜歯ができない!」「神経治療ができない!」…”歯科でも薬不足”で綱渡りのデンタルクリニック現場 診療を支える「土台」が… 「抜歯ができない!」 そんな異常事態が全国の歯科医院で起きている。抜歯や虫歯治療に欠かせない局所麻酔薬が’26年3月現在、深刻な供給不安に陥っているのだ。「オレンジ歯科」の村上明日香院長が表情を曇らす(以下、「」内はすべて村上院長)。 「歯科で使う麻酔の多くは、歯ぐきに注射して痛みを抑える局所麻酔です。虫歯治療、抜歯、神経の治療、歯肉の切開など、日常診療のさまざまな場面で使います。患者さんにとっては痛みを和らげる薬で、歯科医療の現場にとっては診療を支える土台です」 歯科の現場では確実に緊張感が高まっているのだ。 「私が知る限り、歯科用局所麻酔薬は『オーラ注』(オーラ注歯科用カートリッジ)が国内シェアの7割程度を占めています。『オーラ注』を製造しているジーシー昭和薬品が供給できなくなると、途端に厳しくなる」 「オーラ注」は歯科用局所麻酔薬として広く使われてきた同社の主力製品だ。今回、製造プログラムの不具合に端を発した「オーラ注」の供給不安定によって、代替品に需要が集中。局所麻酔薬の品薄が深刻化している。ひとつの製品の不足が業界全体を揺るがしてしまう構造そのものが今回、露(あらわ)になった。 「これまで代替薬等でなんとか誤魔化しながらやってきましたが、そろそろ限界です。当院ではドクターやスタッフに『無駄に麻酔薬を使わないでください』と伝えています。そろそろ危険信号だと感じています」 今回の不足の背景には、いちメーカーの主力製品の製造トラブルだけでは説明がつかない、いくつもの構造的な問題があると言う。 「ひとつは先述の通り、ひとつのメーカーの製品がシェアの大半を占めていること。ふたつめが薬の原料や資材を海外に頼っていること。国際物流が乱れたり、地政学的なリスクが高まったりすると、どうしても供給が不安定になりやすい。 薬価の問題もあると思います。局所麻酔薬のように、特別目立つ薬ではないけれど現場では絶対に必要な薬ほど、薬価が下がる。採算が取りにくい。必要不可欠な薬なのに、利益が薄いがゆえに大量生産に踏み切りづらい。その状況が供給不安につながっているのではないかと感じます」 中東情勢の緊張も今後のリスクとなる。医薬品そのものだけでなく、石油由来の化学原料、包装資材、物流コストの高騰など多方面に影響が及ぶため、歯科用局所麻酔薬も決して無関係ではない。 政府が介入すべき段階に入っていると感じるが、いまのところ有効な手は打てていないというのが現状だ。 続きは↓…