
1: 七波羅探題 ★ UgQJv+9/9 2026-03-15 08:35:54 抜きん出るのは慶應でも上智でもない…全国300塾の関係者に聞いた「10年後の大学序列」予想マップ PRESIDENTonline 3.11 現在、高校生の約2人に1人が「年内入試」で合格を手にしている。追手門学院大学客員教授で学習塾業界誌『ルートマップマガジン』編集長の西田浩史さんは「総合型選抜で近年台頭してきた新しい『上位大学』や、ここ10年で人気・難易度を伸ばすと予想される大学がある」という――。 ■ここ10年で人気・難易度を伸ばす大学は 大学の序列は、ブランド力や実績によって左右されます。次の図を見てください。全国300塾の関係者に10年後の大学序列を予想してもらった結果を私がまとめた“完全オリジナルの図”です(図表1)。 たとえば、東京大学や京都大学を含む旧帝国大学グループや、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学といった私立難関校のブランドは、10年程度では揺らぎにくいものです。 保護者世代が受験生だったころから現在まで、日本のトップ10大学の顔ぶれは大きく変わっていません。 関東では、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)、芝浦工業大学の中で明治大学が、ここ10年で人気・難易度を伸ばし、10年後もやや頭一つ抜けています。 芝浦工業大学の台頭で、「SMARCH」という新しい大学のグループが登場しつつあります。このあたりの上位校は基本的に今と同じような序列を維持すると考えられます。 ■保護者世代が知らない「上位大学」 しかし、他のエリアに目を向けると、大学間の順位は意外に流動的です。 たとえば地方の国公立大学。首都圏や関西圏の大学志向の高まりにより、かつてほど受験生が集まらず入試難度が相対的に下がっているという指摘があります。保護者の世代よりも確実に合格しやすくなっています。 これは、少子化が著しい、北海道、九州にある旧七帝大の一角、北海道大学や九州大学も他人事ではありません。 地域間で学生の奪い合いが起これば、大学序列にも変化が生じるでしょう。実はその変化はネガティブなものばかりではありません。中堅私大や地方大学の中には、この10年で偏差値や人気度を下げた大学があるのは事実ですが、一方、上げた大学もあります。つまり、二極化しているということです。 「勝ち組」は、近畿大学、東洋大学、千葉工業大学。とりわけ近畿大学は、積極的な広報戦略やユニークな研究(クロマグロの完全養殖成功など)が話題となり、志願者数全国一(2025年は、千葉工業大学が全国一)を謳った時期もありました。 また、新設校や新興大学が台頭する可能性もあります。公立の国際教養大学(秋田県)や、私立の大和大学、立命館アジア太平洋大学、また、京都橘大学、武蔵野大学、武庫川女子大学、常葉大学など独自の教育方針によって高い就職実績や学生満足度を誇る大学も出てきています。 ちなみに、京都橘大学、武蔵野大学はいわゆる「老舗」ですが、かつて共学校に衣替えした大学です。武庫川女子大学も2027年度に共学化(武庫川大学)予定です。 このように保護者世代には「上位大学」というイメージがなかった大学にもアンテナを張ることが、とても大切なポイントなのです。 さらに、この「上位大学」の内部での変化も注目ポイントです。近年、大学間の競争が激化しているからです。その競争は大学が持つ研究力や、教育の特色の分野で起こっています。 大学間の競争の激化は、受験生にとってはメリットだらけです。なぜそう言えるのでしょうか? 何のための競争か? を考えればすぐわかります。この競争は大学全体のブランド力を上げるための競争です。受験生に選んでもらうために大学は知恵を絞るわけです。ですから、ブランド力を上げるために大学がどんな取り組みをしているかを確認することはとても重要です。 ポイントは「看板学部」「著名な教授陣」の存在です。 大学内に全国的にも評価が高い学部・学科があれば、それが大学全体のブランド力を引き上げる効果があります。 産業界で著名な実績を持つ、プロフェッショナル人材を教授に迎える大学が増えています。そのような教授が指導する研究室は、学生にとって大きな魅力となります。 たとえば、ある理系私大ではソニーやパナソニックなどで長年活躍した技術者を教授として招き、最新設備の研究室を新設しました。 その研究室で最新の技術を学ぶことで、卒業後に有力企業へ就職できるチャンスも広がるでしょう。 ■以下出典先で…