韓米両軍に溝 合同演習の野外機動訓練巡り韓国「分散実施」・米は「計画通り」(聯合ニュース) 韓米両軍は25日、朝鮮半島有事に備えた定例の合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」の計画を発表したが、演習のシナリオと連携した野外機動訓練(FTX)に関しては立場に隔たりがあった。演習の主要な柱である野外機動訓練の規模に合意できないまま演習計画を発表したのは極めて異例で、来月9日の演習開始までに合意に至るか注目される。 韓国軍は野外機動訓練を年間を通じて分散して実施する方針を示している。トランプ米大統領が来月末~4月初めに中国を訪問するのを前に、米朝の対話再開に向けたムードを醸成する必要があるという鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官などの意見を反映したようだ。 一方、在韓米軍は計画通り実施するとの方針だ。参加戦力がすでに朝鮮半島に展開し、予算も投入されているため、訓練の延期は困難だとの立場だ。 韓米の意見の相違はこの日の記者会見でも浮き彫りになった。韓国軍合同参謀本部のチョン・ドヨン広報室長は野外機動訓練が縮小される可能性を問われ、「合同訓練は合同防衛体制の維持と能力向上のため、年間を通じてバランスよく実施する」と答えた。合同参謀本部はFS演習開始までに協議が完了することを期待しており、演習は通常通り実施されると説明した。 一方、在韓米軍のドナルド広報室長はFS演習と野外機動訓練に関し「明確に大規模な防御的性格を持つ演習として行われる」と述べた。別の関係者も記者団に対し「演習と訓練に変更はない」と話した。 (中略) 尹政権下の2024年8月のUFS演習では野外機動訓練の回数が前年より10回多い48回だったが、昨年は計画していたおよそ40の訓練のうち約20が後ろ倒しされた。韓国側は猛暑などを理由に挙げたが、北朝鮮が韓米合同演習に強く反発していることも考慮されたのではないかとの指摘が出ていた。 (引用ここまで) イ・ジェミョンの大統領就任からざっくり8ヶ月が経過しました。 大統領選挙中、楽韓さんはイ・ジェミョンの執る対米外交政策について── ・「イ・ジェミョンが大統領になったら米韓関係は決定的に悪くなる」 ・「場合によっては米韓同盟の消滅まであり得る」 ・「イ・ジェミョンとトランプを記者の前で会談させるのは危険」 といった話をしていました。 note記事にもまとめていますので、そちらをごらんください。 ところがイ・ジェミョンが就任してからこっち、外交的に大きな問題もなくやり過ごしてきました。 米韓首脳会談でもトランプに見え見えのおべっかを使っており、日韓関係について言及された際にも大人しくしていたほど。 これといった諍いが起きることもなく順調であるかのように見えていました。 その主因として楽韓Webでは「韓国の泥沼化した内需不況が厳しくてそれどころじゃない」って話もしていました。 ですがまあ、本性というものは隠せないものですわ。 アメリカ空軍と駐韓米軍機(F-16)が行った訓練に対して、中国機がスクランブルをかけてきた件で韓国側は駐韓米軍に抗議を行っています。 中国に抗議ではなく、ですね。 かつ、さらに「駐韓米軍司令は謝罪した」との報道を韓国国防部報道官が否定しなかったなんてこともありました。 報道だけであればともかく、それを韓国政府が否定しなかったのはかなり大きなトピックスといえるでしょう。 これに対して駐韓米軍司令官はその日の夜10時過ぎに「謝罪などしなかった」との声明を発表しています。 そして、今度は米韓合同軍事演習であるフリーダムシールドについて、米韓双方が異なる発表をしていると。 うむ、来ましたね。 こうなることは目に見えていたのです。ただ、イ・ジェミョンが就任早々で自重していただけで。 これからの4年4ヶ月。全力で駆け抜けてくれることでしょう。 正直、東アジア情勢を考えると暗澹たる気持ちにならざるを得ないのですが。 もうなるようにしかならないので。 アメリカも「アジア戦略において韓国は外して考えよう」ってのを基本方針にしているのは間違いないですしね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 成果がないのがいい成果? 韓国大統領イ・ジェミョンの訪中、訪日外交の成果をチェックしてみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…