「うちの子だけ効かないのでしょうか?」…「休み特需」を狙う成長ホルモン(ソウル経済・朝鮮語) 「身長の伸びにも時期があるというのに、私があまりにも無関心だったようだ」 共働きで小学2年生になる息子を育てる友人が昨夜、電話で訴えました。 数日前、息子のクラスメートのお母さんたちの集まりに行って、"冬休みの開始と同時に成長ホルモンの注射を打ち始めた"という話を聞いて、夜も眠れなかったということです。 周辺で関心が高いということを知りながらも費用が侮れないうえにホルモン注射なので気が引けることもあり、決定を先送りしてきたが、同年代より頭一つは小さい息子を見ると焦ったようでした。 江南のママたちの間で有名な成長クリニックに診療予約を入れておいたということを見ると、近いうちに注射治療隊列に合流すると思いました。 成長ホルモン注射は本来、成長ホルモン欠乏症などを患っている低身長症患者などのための専門医薬品です。 国内では身長が同じ性別、年齢の児童100人のうち3番目より小さければ、成長ホルモン注射の処方時に健康保険が適用されることもあります。 ところが、厳密に投与対象でないにもかかわらず、成長ホルモン注射剤を処方してもらおうとする需要が急増しています。 実際、韓国保健医療研究院(NECA)が去年5月に発表した成長ホルモン注射剤の使用実態調査によりますと、成長ホルモンの治療を受けた子供6人に1人は平均より背が高いのに成長ホルモンの治療を受けていたことが分かりました。 保険給付基準に該当する子供にホルモン注射を処方した事例は41%にとどまりました。 子供の身長を1センチでも多く伸ばしたい親世代の熱望の中で、不必要な成長ホルモン治療が多く行われているという話です。 (中略) 価格負担も侮れません。 保険が適用されなければ、成長ホルモン注射投与費用は月平均約60万〜80万ウォン、年間では1000万ウォンに迫ります。 状況がこうなので、成長期の視力矯正を助けるドリームレンズ、歯の矯正と共に「3大親の背骨ブレイカー」という笑い話が出るほどです。 週に一度迎える最新製品も発売されたが、作用機序が同じなので、毎日当たっても価格競争力と供給安定性を備えた既存の国内企業製品の選好度が依然として高いです。 (中略) むしろホルモン過多による副作用が生じることがあります。 食品医薬品安全処によりますと、2023年の成長ホルモン製剤関連の副作用の申告件数は1626件で、2019年(436件)に比べて3.7倍急増しました。 そのうち失神、発作、末端肥大症、脊椎側彎症など重大な神経系障害とともに永久障害・死亡に至った事例も113件に達しました。 (引用ここまで) 韓国で大流行している「子供への成長ホルモン注射」。 ぐいぐいと売上を伸ばしていて、23年時で4800億ウォンを売り上げていたとのこと。 保険適用だけでも過去5年間において年平均30%の伸び率を示しています。 で、より多いのが保険適用外の接種。 記事によると「41%が保険適用」のもの。 59%が保険適用外の自由診療による接種ってわけです。 年間1000万ウォンをかけて接種し続けると。 なんというかまあ……うん。 ちなみに「背骨ブレイカー」ってのは韓国での「親のすねをかじる」みたいな言い回し。 オルソケラトロジー、歯の矯正に加えて成長ホルモン投与が「3大背骨ブレイカー」だそうですよ。 ここにさらに私教育費やら習い事が入ってくると。 医者ひとりで1日100人。一ヶ月で2000人診療。 一大ビジネスですね。 さらに副作用申告件数が1626件。 4年で3.7倍。 末端肥大症やら側湾症やらのリスクを抱えている……と。 でもまあ、それでも投与せずにはいられないんでしょう。大変な社会だわ。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 成果がないのがいい成果? 韓国大統領イ・ジェミョンの訪中、訪日外交の成果をチェックしてみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…