1: ネギうどん ★ Nkol5y2c9 2025-10-12 11:52:13 大谷翔平(31=ドジャース)に逆風が吹いているという話がある。 フィリーズとの地区シリーズをカバーする特派員のひとりがこう言うのだ。 「球審のジャッジですよ。大谷に対するストライク、ボールの判定が、他の選手と比べてもシビアに感じる。特にドジャースが王手をかけたフィラデルフィアの第2戦はそう見えました」 そういえば、日本時間7日、米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」は今年のMVPにヤンキースのジャッジ(33)を選出。同じく米野球専門誌の「ベースボール・ダイジェスト」も、MVPにはメジャーの捕手で初の60本塁打をマークしてタイトルを獲得したマリナーズのローリー(28)を選んだ。今季、二刀流が復活、打者として55本塁打、投手として14試合に先発して1勝1敗、防御率2.87で3年連続4度目のMVPが確実視される大谷ではなかった。 (略) 「米国で本塁打を量産し続ける大谷に逆風が吹いているのは事実。レギュラーシーズンで本塁打トップのシュワーバー(フィリーズ)に2本差、残り2試合という状況で欠場したことは、いまだに波紋を呼んでいます」と、米誌コラムニストのビリー・デービス氏はこう続ける。 「161試合目の不可解欠場は“何らかの力”が働いたのでは」 「大谷は今季、2年連続50本塁打をマーク。これはメジャー史上6人目の快挙です。米国は基本的に筋骨隆々のマッチョがもてはやされる国。速い球を投げる投手や、打者はパワーヒッターが評価される。個人タイトルの中でも、本塁打王は特別な意味をもちます。そんな国でアジア人の大谷が昨年まで2年連続本塁打王を獲得したことに、米国人は内心、忸怩たる思いでいる。クチにはしませんけど、冗談じゃないと、敵愾心すら抱いています。そんな状況で、大谷は3年連続本塁打王まで視野に入れた。3年連続となると、2001~03年のアレックス・ロドリゲス(当時レンジャーズ)以来。『アメリカ・ファースト』を維持するためにも、何らかの力が働いて、大谷は欠場を余儀なくされたのではないか」 ドジャースのロバーツ監督は、大谷の161試合目の欠場について「トミー(エドマン)は打席が必要だったし、守備にも就けない。それだけに(DHの大谷に)休養を取らせる判断はしやすかった」と言い、シュワーバーとのタイトル争いに「(大谷は)気にしていないと思う。彼はMVPを獲得するからね」と続けた。 しかし、デービス氏も言うように、本塁打王のタイトルは米国で特別な意味をもつ。まして3年連続となれば、その価値はハネ上がる。MVPを獲得するのだから、それでいいだろうというものではない。 大谷は162試合目の最終戦で55本塁打を放った。チームのワールドシリーズ連覇のため、休養をとるのがベストだったとはいえ、1試合3本塁打をマークしたこともあるように爆発力のある大谷のこと。勝負事に「たら」や「れば」は禁句ながら、仮に161試合目に出場していたら、シュワーバーに並ぶか追い抜いたかもしれないのだ。 ドジャースはただでさえ、他球団のやっかみの対象になっている。二刀流選手は投手として換算されない。通常13人のベンチ入り投手を、二刀流選手も含めて14人起用できる「大谷ルール」に対して他球団から「不公平」という声が上がっている。山本由伸(27)や佐々木朗希(23)をポスティングで獲得した際には、タンパリング疑惑も持ち上がった。17年オフ、大谷がポスティングでメジャー挑戦した際もしかりだ。カネも人気もある常勝球団が“裏技”まで使って有力選手を次々と手に入れ、なおかつ規則まで優遇されていると他球団は怒り心頭なのだ。 そんな批判を浴びているところにもってきて、大谷が米国のパワーを象徴する本塁打王のタイトルを3年連続で獲得しようものなら、火に油を注ぐことになりかねない。デービス氏は言葉を濁したが、そうなる以前にドジャースが“忖度”して大谷を休ませた可能性はある。 全文はソースで…