
ホンダは、水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒・999cm³エンジンを搭載した大型ロードスポーツモデル「CB1000F」および「CB1000F SE」を発売すると発表した。「CB1000F」は2025年11月14日(金)に、「CB1000F SE」は2026年1月16日(金)に、全国のHonda Dreamより発売される。なお、両モデルは2025年10月29日より開催される「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」のHondaブースにて展示される予定。 CB1000Fは、Hondaを代表する「CB」ブランドのフラッグシップモデルとして開発。幅広いシーンでの操る楽しさや高揚感、さらには所有すること自体の満足感といったロードスポーツバイクの普遍的な価値を見つめなおし、Hondaスポーツバイクラインアップの「進化する基準」であるCBの最新の回答として具現化したモデルとなっている。 スタイリングは、歴代モデル「CB750F(1979年)」の、フューエルタンクからリアカウルに繋がる伸びやかなラインと一体的なデザインをモチーフとしつつ、最新の性能を備えた大排気量直列4気筒エンジンの力強さを幅方向の抑揚として表現したデザインとされている。 主な特徴 パワーユニット スーパースポーツモデルのエンジンをベースに、「市街地で扱いやすいトルクフルな特性と、高速巡行時の落ち着いたライディングフィールを兼ね備えた」動力性能を目指した。バルブタイミングおよびリフト量を最適化した新設計カムシャフトを採用し、スムーズな出力特性を実現。左右2気筒ごとに異なるバルブタイミングと新設計のエアファンネルにより、低中回転域でのトルクフルなセッティングと重厚な鼓動感のある排気音を追求している。トランスミッションの1速、2速をローレシオ化し、駆動力を高めるとともに低速時の取り回しやすさに配慮が行われている。 車体 ・フレーム: シートレールを専用設計とし、タンデムライディング時の居住性や積載性を考慮しています。 ・フロントサスペンション: SHOWA(Astemo株式会社)製SFF-BP(倒立式)を採用。伸び側、圧縮側減衰力とプリロード調整機構を装備。 ・リアサスペンション: 分離加圧式シングルチューブタイプのクッションユニットと専用リンクレシオを採用。 ・ブレーキ: フロントにΦ310mmのフローティングダブルディスクとNISSIN製対向4ポットラジアルマウントキャリパーを装備。 ・制御技術: 6軸IMUを採用し、スロットルバイワイヤシステム(TBW)やコーナリングABSなどの制御技術の精度向上に寄与。 その他の装備 ・5インチフルカラーTFT液晶メーターを標準装備 ・車両とスマートフォンを連携させる「Honda RoadSync」を標準装備(音楽再生やナビゲーション操作が可能) ・出力特性を選択できるライディングモード(STANDARD、SPORT、RAIN、USER)を搭載 ・スマートキーを携帯することでメインスイッチの解施錠が可能なHonda SMART Keyシステムを採用 カラーリングと展示 ・CB1000F ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ)、ウルフシルバーメタリック(グレーストライプ)、グラファイトブラック ・CB1000F SE ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ) メーカー希望小売価格 CB1000F 1,397,000円(消費税抜き本体価格 1,270,000円) CB1000F SE 1,595,000円(消費税抜き本体価格 1,450,000円)…