956: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2014/02/25(火) 23:43:56.26 ID:/Vut1dM0 同僚の披露宴に出席した時の事。 各テーブルを回ってそれぞれのテーブル中央のキャンドルに火を灯していく時、 (いわゆるキャンドルサービスってやつ) ひな壇に一番近い新郎側の友人席のテーブルで、 キャンドルに火を近づけたところで突然ボワッ!と大きく火が上がった。 その火が新郎の友人のひとりの衣装に燃え移って大騒ぎ。 周辺の座席の人たちも騒然となって、式場の係りの人達も右往左往。 が、友人のひとりがキッチン用のミニ消火器を何処からか取り出して 冷静に吹き付け、アッと言う間に鎮火。 新郎と新郎友人の間で計画していたドッキリだったんだ。 (どういったカラクリだったのかは知らない) 「ドッキリでしたーーwww」と本人たちは爆笑してたが、 その爆笑が急にピタッと止まり、ざわつきだした。 新婦が呻き声をあげてうずくってた。 新婦もそのドッキリの計画を知らなかったらしくて本気で驚いて、そのショックで流産してしまった。(流産だったのは後で聞いた) 新婦、妊娠してたんだよね。 いくら披露宴の出し物的なドッキリサプライズとは言っても 火を使うのにホテル側に何も言ってなかったらしいし、 新婦も知らなかったらしい。 途中から新婦不在のお通夜のような披露宴が駆け足で済まされ、 私たちは他の人たちと話をする雰囲気もなく無表情で帰って行った。 後に同僚はその新婦と正式に夫婦になることはなかった。 新郎も新婦も30歳を越えての結婚だったから 何もそんな二十歳そこそこみたいなノリの悪ふざけしなくても良かったのに。…