1: 名無しのがるび 2025/12/07(日) 16:15:56.61 ID:??? TID:SnowPig 富山地方鉄道が「運転手不足」を理由に17路線のバスを廃止してから2か月が経過した。 車を運転できない高齢者や高校生などの「交通弱者」が大きな影響を受けている細入地域の現状を取材した。 「家族に送ってもらわないといけなくて申し訳ない」高校生の通学事情 富山市の中心市街地から20キロ以上離れた富山市細入地域の片掛。 この地域に住む高校3年生の圓山智亮さんは、使われなくなったバス停を見て語る。 「ここにバス停があったけれど今はもう使われていない。通学だけでなく街中に出かけることが自分だけではできなくなったのですごく不便」 これまで圓山さんは片掛から地鉄バスに乗り、富山市民病院で乗り換えて高校まで通学していた。 しかし路線バスが廃止された10月からは、父親の車で高校まで送ってもらうようになった。 「家の人に送ってもらわないといけなくて、(家族の)負担が大きくなってしまうので申し訳ないといつも思う」と圓山さんは話す。 富山地方鉄道は深刻な運転手不足を理由に、利用者が少ない路線や鉄道など他の交通機関で代替可能と判断した県内17の路線を10月から廃止した。 そのうちの一つが猪谷線である。 富山市街地と細入地域を国道41号線で一本のバスが結んでいたが、笹津の先、笹津橋詰~猪谷が9月末で廃止となった。 代替手段の不便さ 「時間を気にして考えないといけない」 現在、富山市中心部から細入地域に向かうには笹津駅でJR高山本線に乗り換えなければならない。 放課後、圓山さんはこれまで通りバス2本を乗り継ぐ。 ただし、笹津から先はもうバスが走っていない。 つづきはこちら…