1: 名無しのがるび 2025/11/14(金) 07:08:38.11 ID:poVwQGOC9 「この報酬が、皆さまの今後の更なる活躍への糧となれば幸いです」 スポーツ用品大手アシックスの社員に、富永満之社長からメールが届いた。今年2月20日のことだ。 アシックスはこの前週、2024年12月期の売上高や純利益が過去最高だったと発表したばかり。 社長のメールは「社員一人ひとりが、強い決意と熱意を持って尽力したたまもの」と社員をたたえ、「グローバル・プロフィットシェア制度」にもとづく賞与の支給を伝えていた。 その額は、通常の給与や賞与に加えて、世界中の従業員にひとりあたり50万3620円。ユニークなのは、算出方法だ。 単純に言えば、株式市場の期待を上回る利益を上げた場合に、超過分の1割を全従業員で分け合う。投資家の期待に応えたかどうかが問われる。 「報酬水準を引き上げたい思いがひとつ。もうひとつ、従業員が株主目線を意識できるようになると考えた」。人事を担当する堀込岳史常務は、制度のねらいをそう説明する。 【連載】「株主」の時代 改革10年の功罪(略)連載の4回目です。 「ガチンコ経営」に転換 時価総額は5年で6倍超に アシックスは、この10年ほ…(以下有料版で,残り1570文字) 朝日新聞 2025年11月14日 6時00分…