564:本当にあった怖い名無し:2006/02/15(水) 16:05:40 ID:SbJ6jOLB0うちの塾の講師から聞いた話なんだが・・・ 既出中の既出で有名どころの話なんだよね でもそいつの脚色がなかなか面白かったので載せておきます とある雪国の話 その日、3日に一度の列車が出ていた 故郷に帰る者、都会に行く者 様々な人を乗せ列車は運行を続ける 一面銀世界の雪の草原 一線の線路が敷いてあり、そこを列車が轟音を鳴り響かせながら走っていく キィィィー 列車はまるで大猿の断末魔のような高い音をあげとまった 乗客ははてなという顔をしながら外を見る そこには中年の車掌さんが何かを探しているのかのような素振りで あたりをフラフラしていた なにかのトラブルであろうか?まあその内走り出すであろう 乗客はひとまず自席につく それから三十分 小一時間 まだ列車は止まったまま動かない 流石に客を待たせている 私は早く目的地に行かなければ 俺は急いでいるのに 一部の客が立腹し不満を漏らしている…