1 名前:昆虫図鑑 ★:2024/08/31(土) 18:27:07.02 ID:ifV1y4H3.net 今年も「負の歴史」から目を背けた。関東大震災で虐殺された朝鮮人らを追悼する式典が9月1日行われる。東京都の小池知事は今年も追悼文を送らない意向だ。 実に8年連続。小池知事は同日に同じ会場で開かれる都慰霊協会の大法要で「犠牲になった全ての方々に哀悼の意を表している」と繰り返すが、天災による犠牲者と、虐殺による犠牲者は明らかに異なる。小池知事にその認識はあるのか。 きのうの定例会見で、朝鮮人虐殺の史実についての見解を問われると、小池知事は「さまざまな研究が行われていることを承知している」とはぐらかす。「さまざまな研究の中には虐殺を否定するものもあるのか」と畳み掛けられても「さまざまな研究があるということです」となぜか半笑い。決して笑える話ではない。 そもそも、朝鮮人虐殺が起きた背景には、1910年の日韓併合に基づく差別感情がある。日本は独立を求める朝鮮人を「不逞鮮人」として弾圧。朝鮮半島出身者が暴動を起こすとの恐怖と不安から警戒心を高める中、震災が発生した。「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などの流言が一気に広がり、自警団の結成など、朝鮮人に危害を加える動きがエスカレートしたのだ。 ■ヘイト容認を助長しかねない 特定の外国人への差別と憎悪ムキ出しの状況は過去形ではない。埼玉県川口市に集住するクルド人に向けたヘイトが過熱している。8月20日、在日クルド人の支援団体を脅迫したとして、東京都足立区の男(34)が書類送検。団体の問い合わせフォームに「クルド人を皆殺しにして、豚のエサにしてやる」などと、殺害をほのめかすメッセージを送った疑いがある。 ネット上でも、デマやヘイトスピーチの拡散は止まらない。クルド人の犯罪行為やマナー違反を指摘する動画もあるが、真偽の判断が難しいものが多い。8月24日には、クルド人に関するニュース映像を意図的に編集した動画がXに投稿され、誤った認識が広まりかねないと問題になった。 こうした現状を受け、日弁連は8月26日に都内で「クルド人に対するヘイトスピーチ問題を考える緊急集会」を開催。ヘイト問題を追うジャーナリストの安田浩一氏は「ヘイトはクルド人だけでなく、在日コリアンや中国人、ブラジル人ら、日本で暮らす外国人たちに常に向けられてきた」と語り、こう訴えた。 「〈川口は無法地帯になっている〉〈日本人に対する殺傷事件が相次いでいる〉といったデマがネット上で量産されている。関東大震災における朝鮮人虐殺時のデマと似ていませんか? こうしたことをいつまで繰り返すのでしょうか」 歴史は繰り返す。虐殺をうやむやにする小池知事の態度は過去を否定し現在のヘイト容認を助長しかねない。為政者として今につながる負の歴史を直視すべきだ。 *関連スレ 小池都知事は「震災時の朝鮮人虐殺」を認める「メッセージを出してくれると思う」東大・外村教授 [8/30] [仮面ウニダー★] 引用元:…