1:名無しさん@おーぷん: 24/01/27(土) 18:18:15 ID:DxXt こういうのちょいちょい反感買ってるけど、やっぱ事実としてはあるよなちょっと伝えにくい話。僕の祖父は戦前生まれの早大卒で、小さな会社を一代で興した人だったんだけど、学歴を鼻にかけることは決してしなかった。自分の母校を「はやいねだ大学だ」と言ってふざけるような人だった。その祖父が年老いて、病気で入院することになったが、はじめ大部屋に入って、同室の↓— burihiko (@burihiko_t) January 26, 2024 同世代の患者さんたちと「話が合わない」という話になり、程なく個室に移った。祖父はその時「中学出てずっと工場で働いてきたような人とは話が合わんよ」とポロッと言った。それを聞いた僕はまだ中学生とかで鼻持ちならない若僧だったから「やっぱり学が…」と相槌を打とうとした。すると祖父の顔が↓— burihiko (@burihiko_t) January 26, 2024 途端に険しくなった。そして「…いや、鰤彦、そうじゃないよ。学が無いっていうのとは違う…ただ、話が合わないんだ」と付け加えた。その時、祖父もうまく言えなかったんだと思う。ともかくその時の僕は、いつも孫に甘い祖父が珍しく見せた険しい表情にびっくりして、それ以降その話をしなかった。↓— burihiko (@burihiko_t) January 26, 2024 今となっては、祖父の気持ちが分かる。事実として祖父と、その患者さんとの生きてきた世界は違っただろうと思う。境遇が違い、社会が与えてくれる恩恵が違い、またそれらの経験にあてがう語彙も違ったろうと思う。そして、多分そこには学校の成績も一つのファクターとしてあったと思う。しかし祖父は↓— burihiko (@burihiko_t) January 26, 2024 それを決して「学」という安易な荒っぽい単語に翻訳しようとはしなかった。それが他者の生の尊厳に関わる問題、それを侮り蔑みかねない問題だということを分かっていたからだ。祖父にはそういうところがあった。その高潔さを僕は今でも尊敬している。とっぺんぱらりのぷう〜— burihiko (@burihiko_t) January 26, 2024 19:名無しさん@おーぷん: 24/01/27(土) 18:45:32 ID:VudG 自分は感じた事はないな…