1 名前:800坂 ★:2024/01/18(木) 16:26:28.94 ID:Rsd8pZWJ9.net 浦和レッズの一部サポーターによる暴力行為や、多くのクラブで起きた選手に対するSNSでの攻撃。 かつてフーリガンという問題を抱えていた英国の出身で、Jリーグにも詳しいフットボールコメンテーターのベン・メイブリーさんの目にはどう映ったのか。 昨年は浦和レッズサポーターによる暴力行為のほかにも、多くのクラブで選手がSNSで誹謗(ひぼう)中傷される問題がありました。 元々は応援するつもりだったのに怒りやストレスに負けたのか、一線を越えてしまった。あってはならないことです。 こうした問題を見て、私は英国でフーリガンが問題になっていた時代を思い出しました。日本には、英国と同じような対応の間違いを繰り返してほしくありません。 1980年代、英国では多くのクラブにフーリガンのグループがあり、スタジアムの周辺で殴り合いをしていました。それがスタジアム内にも及び、関係ない人が巻き込まれたり、選手が危険な目にあったりもしました。 スタジアムは老朽化し、客席はコンクリートの階段のような立ち見席。ピッチに入れないよう客席の最前列に柵が設けられていました。 当時のサッチャー政権や警察は、フーリガンをフットボール界や個人の問題ととらえていた部分があります。 どうせ暴れるのだから、押し込んでおけばいいという考えで、スタジアムを安全な場所にしようという動きはあまりなかった。 その結果、立ち見席に大勢の観客が押し寄せ、97人が亡くなった群衆事故「ヒルズボロの悲劇」を招いてしまいました。 観客の多くは労働者階級でした。当時は失業者が多く、国は守ってくれないという不満が高まっていた。 観戦は、日々の生活や政治、政権に対するストレス発散の場となっていました。つまり、社会全体の問題がフットボールの場に表れていたのです。 ※続きは有料 2024/1/17 13:00 朝日新聞 引用元:…