1 名前:昆虫図鑑 ★:2023/09/03(日) 08:59:19.39 ID:3yms61Sf.net 2023年09月01日、韓国の産業通商資源部、および関税庁が「2023年08月の輸出入現況」を公表しました。 これで暫定版ながら08月が締まりました。 08月01~20日の20日間で、貿易でのもうけを示す「貿易収支」は「-35億6,600万ドル」でした。 これは非常に読みづらい微妙なラインで、先の記事で 「文政権下なら、最後の10日間で平気で黒字にひっくり返すでしょう。尹錫悦(ユン・ソギョル)政権ですので、恐らく08月はうまくいって薄い黒字というところです」 と書きましたが、当たりました。良かったです。 以下をご覧ください。 2023年08月 輸出:518億7,000万ドル(-8.4%) 輸入:510億100万ドル(-22.8%) 貿易収支(輸出 – 輸入):8億6,800万ドル 2023年01~08月累計 輸出:4,093億4,900万ドル(-12.4%) 輸入:4,333億1,800万ドル(-12.1%) 貿易収支(輸出 – 輸入):-239億7,000万ドル ※( )内は対前年同期比の増減 ⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「’23年8月の輸出入の現状」 結局、08月はわずか「8億6,800万ドル」のうっすい貿易黒字で締まりました。 01~08月累計では「-239億7,000万ドル」の大赤字です。 2023年は残り4カ月でこの数字です。 ここまでの貿易収支(通関ベース)の推移(2022年01月~2023年08月)を見ると以下のようになります。 まあ見事に赤字ばかりですが、2023年01月の「-126.2億ドル」を天底に08月の「8億6,800万ドル」まで右肩上がりを続けています。 これをもって韓国メディアでは復調と書くかもしれませんが、安心などはできません。 まず、韓国にとって死活的な輸出が「減少」でとどまっているからです。以下は、2023年01~08月の輸出金額の「対前年同月比の増減」の推移です。 上掲のとおり、2023年はここまで2022年同月の輸出金額を上回った月が一度もありません。 にもかかわらず、なぜ貿易収支が黒字になったのかというと、輸出金額の減少幅よりも輸入金額の減り方の方が大きいからです。 輸入金額の「対前年同月比の増減」の推移を見ると以下のようになります。 特に07月・08月の輸入金額の減少幅は大きく、それぞれ「-25.4%」「-22.8%」となっています。 輸出が伸びない中、これで黒字だといわれても困るのです。 韓国の情勢はまたしても「不況型黒字」の様相を呈しているのです。 (吉田ハンチング@dcp) 引用元:…