1: ごまカンパチ ★ 2023/08/11(金) 00:36:40.16 ID:V+zo2nO09 名古屋工業大(名古屋市)の研究チームはこのほど、陶磁器表面の釉薬(ゆうやく)が緑茶に含まれるカテキンを酸化させ、 紅茶やウーロン茶に含まれる成分をつくることを発見したと発表した。 「器で味が変わる」のは科学的根拠があったといえ、風味の変化を楽しめる茶器の開発などが期待できるという。 論文は英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に掲載された。 研究チームは、それぞれ酸化鉄と酸化銅、酸化コバルト、酸化チタンが配合された市販の釉薬を陶磁器片に塗り、高温で焼いた4種類のサンプルを作製。 ビーカーに緑茶と一緒に入れて6時間、熱さ80度を保ち、緑茶のみの物との色や成分の変化を比較した。 その結果、いずれもカテキンが酸化して緑色から茶色に変化したが、陶磁器片を入れた方がより濃かった。 中でも酸化鉄は紅茶などに含まれる「テアフラビン」と「テアルビジン」を最も多く生成していた。 茶葉は発酵(酸化)させることで緑茶からウーロン茶や紅茶に変化するが、同じ反応が釉薬によって生じたことになる。 研究結果を応用すれば、意図的に酸化させてより健康に良い茶を製造したり、風味の変化を楽しめる茶器を開発したりすることが期待できるという。 研究チーム代表の白井孝准教授は「飲む物によって茶の風味が変わると言われるのは科学的根拠があることが分かった。 職人の経験と学者の知識を合わせ、世界がまねできないような製品の開発を目指したい」と話した。 引用元: ・【お茶】釉薬がカテキンの酸化促す 「茶器で味が変わる」実証 名古屋工業大 [ごまカンパチ★]…