1: 首都圏の虎 ★ 2023/08/07(月) 23:19:41.02 ID:MOUQzhTf9 大阪府の最低賃金が10月以降、過去最高額の時給1064円に引き上げられることが7日決まった。府民からは歓迎する声が上がる一方、食品や消耗品など生活必需品の値上げが続き、家計のやりくりに苦慮する人たちも少なくない。パートで生計を立てる母子世帯は将来への不安を抱え、「物価上昇に賃金の伸びがまだまだ追いついていない」と訴えた。 「現状、最低賃金で働いているので、引き上げは素直にうれしい」。大阪府寝屋川市のパート女性(38)は引き上げを歓迎した。13~3歳の4人の子がいるシングルマザーで、給食施設で週6日働き月収は15万円。「上がった分は生活費に充てたい」と話す。 中学生の長男(13)は進学を見据え通塾を希望するが、「費用がかかり過ぎて難しい」。他の3人も成長すれば教育費が増大することが予想され、厳しい状況が続きそうだという。 大阪府南部の家電量販店で働く女性(37)は最低賃金が上がるたびに昇給があるといい、「今回も少し昇給するかも」と期待する。それでも現状は1日7時間以上、週5日働いて手取りは月15万円に届かず、貯蓄に回す余裕はない。 小学生の子供3人を育てる母子世帯。夏休み中の子供の昼食として毎日弁当を作っており、卵焼きを入れてやりたいが、卵の価格が上がっており悩ましい。「物価の高騰に昇給が追いついていない。子供の成長でお金はもっと必要になる。不安だ」とこぼした。 ■「まだ足りない」 数年前から最低賃金を全国一律1500円以上に引き上げるよう求めてきた全大阪労働組合総連合(大阪労連)の三枝花世幹事も、過去最大の上げ幅は評価する一方、「まだまだ足りない」と訴える。 厚生労働省の中央最低賃金審議会は今年7月、令和5年度の最低賃金を全国平均で1002円に引き上げる目安をまとめたが、大阪府では1年早く昨年度から千円の壁を越えていた。最低賃金は都道府県ごとの地方審議会が決定しており、三枝さんは「地域間格差も看過できない」と指摘。「より高い時給を求めて都市部へ地方の人口が流出する問題にも大きく関わってくる」と訴えた。(木ノ下めぐみ、前原彩希) 引用元: ・【大阪】弁当に卵焼きを入れたいが…最低賃金引き上げも物価高の壁 [首都圏の虎★]…