1 名前:昆虫図鑑 ★:2023/08/03(木) 16:29:43.98 ID:Owt/XJd4.net 「Kカルチャー」韓流の威勢は依然とよい。韓国内にじっとしていると感じられないが、海外に行って来た人々はみな同じように韓国の国際的地位が想像以上に高まっていることを実感しながら、誇らしく思うことを超えて私たちがこんなにまで優遇されてもいいのかという驚きを語っている。 韓流は「K-POP」で絶頂に達した感じがある。BTS(防弾少年団)、BLACKPINKなどのビルボードチャート入りはもう特派員の記事の種にもならない。YouTubeを通じて彼ら以外のアイドルグループ、または大衆音楽に伝統リズムを組み合わせた楽団クァンチルが世界を飛び回っている様子や、欧州・南米の都市広場で若者が集まってランダムに流れる「K-POP」音楽に合わせて「カバーダンス」を踊るランダムプレーダンス(random play dance)を見ていると思わず舌を巻いてしまう。 ドラマから始まった韓流は大衆芸術を経て、食など生活文化へのびていくと思ったら、いまや文学や美術など高級文化にまで拡大している。文学は言語の障壁を克服して韓江(ハン・ガン)の『菜食主義者』、申京淑(シン・ギョンスク)の『母をお願い』、チョ・ナムジュの『82年生まれ、キム・ジヨン』の翻訳書がK文学の真の姿を見せている。 「Kアート」も目下熱気が渦巻く中で開催されている。6月ロックフェラーセンターが主催した「韓国文化芸術記念週間」には韓国コンテンポラリーアート特別展「Origin, Emergence, Return(起源、出現、帰還)」というテーマの下で単色画の巨匠・朴栖甫(パク・ソボ)をはじめ韓国系アーティストのジン・マイヤーソン、ドイツで活動するユン・ジョンスクらの作品70点余りが展示された。これと同時にロックフェラーセンターのあるニューヨーク・マンハッタンの心臓部チャネルガーデンには「炭の作家」Lee Bae(67)の高さ6.5メートルに達する大型の木炭彫刻が設置された。 韓国国立現代美術館と米国グッゲンハイム美術館が共同企画したキム・グリム、イ・ガンソ、イ・ゴニョン、イ・スンテクらの「韓国実験美術1960-70年代」展はソウル展示会を終えて、この9月にはニューヨークのグッゲンハイム美術館で、来年2月にはLAハマー美術館で順次展示が続く。 また、来年10月にはフィラデルフィア美術館が同美術館150年の歴史上初めて韓国コンテンポラリーアートの展示を企画して「時間の形:1989年以降の韓国コンテンポラリーアート展」(仮称)にソ・ドホ、ハム・ギョンア、シン・ミギョンら33人の韓国アーティストの作品を展示する見通しだ。このような流れに合わせて、この9月にソウルCOEXで開かれる韓国ギャラリー協会主催の第22回キアフ(Kiaf)には、昨年に続いて世界的なアートフェアであるフリーズ(Frieze)が参加しておよそ30カ国・200カ所ほどのギャラリーが参加する。 韓流は韓国文化に対する関心を越えて憧憬に至っている。昨夏パリで行った学術講演を機に会った現地ハングル学校の校長はフランスでは韓国語が中国語、日本語を抜いて第2外国語に浮上していると伝える。 このような流れに合わせて、今月8日ソウルでは全世界240カ所余りで運営されている世宗(セジョン)学堂の韓国語教員が集まる「世界韓国語教育者大会」が開かれる。このような「Kカルチャー」韓流の流れは世界有名博物館で観覧客の足を自然に韓国室に向かわせる。だが、ロンドンの大英博物館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、パリのギメ東洋美術館の韓国室に立ち寄った観覧客は韓国の伝統美術に対する感動どころか、かえって大きな失望を抱いていく。すぐに横にある中国館や日本館に比べて規模がひどく小さく、展示遺物も貧弱なことにも頭をかしげさせる。 昨年10月、世界最大工芸博物館であるロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館では「韓流!ザ・コリアンウェーブ(Hallyu! The Korean Wave)」というタイトルの展示会が開かれたが、英国にいた知人がこの展示会を見て「今私たちは韓流ファンダムを自慢する展示よりも韓流のルーツを見せる企画展が絶対的に必要だ」と訴えた。 続きはソースで 兪弘濬(ユ・ホンジュン)/本社コラムニスト・明知(ミョンジ)大学美術史学科碩座教授 引用元:…