1: 樽悶 ★ 2023/05/16(火) 19:47:00.34 ID:+gZOdis59ザビエルも困った「キリスト教」の矛盾を突く日本人 はすみんさんが撮影した、竹製の「井戸の息抜き」。「間違えてへし折ったりしないでね!」とツイートしていた、はすみんさん(画像提供:はすみん@設備屋さん @irohasumi) 「これは元請けが井戸を埋めようとして(ほぼ埋めてた)たから、懇願して駐車場の脇に付けさせてもらった井戸の息抜き」というつぶやきと共に、はすみん@設備屋 (@irohasumi)さんがTwitterに投稿した「井戸の息抜き」の写真が大きな注目を集めました。給排水換気工事などの設備業を営む、はすみんさんにお話を聞きました。 ■「井戸」だけはほんまにやばい さらに、はすみんさんは続けてこんなツイートを投稿しました。 「ちなみに、埋めようとした人は右腕折ってた」 「その類の工事だとお客さんとかにいらないと言われても、これだけは料金に含めないのでやらせてくださいって言ってでもやってますね。師匠からそれだけは絶対守れって教わりました」 「(師匠は)オカルト系まじで信じない人なのに、井戸だけはダメって真顔で言われたなぁ」 「井戸だけはまじで絶対に息抜きつけて完全に埋めるなって、どの人にも言われたし、未だに守ってる」 「井戸の息抜きを迷信と思ってるとマジでケガする」 「井戸だけはほんまやばい」 すると、はすみんさんのツイートに対して、なんと、建設業界の問題を描いた漫画『解体屋ゲン』の作者、星野茂樹先生も反応!さらにリプ欄には、建築・解体工事関係者など、プロの方たちから「井戸」にまつわる驚くべき証言や不可思議な経験談が殺到しました。 「古井戸の蓋開けて中覗いたら、ブゥアアアッと冷気?みたいのが吹いてきて、その瞬間風邪ひいたみたいな倦怠感がその日一日残ると言う。あれは怖かった」 「以前の現場で、重機のオペさんが体調不良になり、その重機の下に土砂で埋まっていた蓋がけされた井戸が出てきた…」 「呪いや迷信は経験則や統計的なもので、例えば災害や事故や犯罪などの確率が高くなる行動・場所などを伝えていると思っている。ただし、井戸は別。井戸を埋めようとすると必ずある」 「元解体業者だけど、井戸だけはやりたくない」 なぜ多くのプロは「井戸」を恐れるのか?そしてなぜ、「井戸」を埋めてはダメなのか?はすみんさんに詳しくお話を伺いました。 ※プロの方々から寄せられた多くの証言や不可思議な経験談は、最後に詳しくご紹介します。 ■危険回避と、神様への感謝 ーー「井戸の息抜き」とはどんな設備なのですか? 「井戸を撤去(埋める)したりフタをする際に、塩化ビニールの管か竹を使い、井戸と外を完全に仕切らないようにするものです。直径20~25mmの塩ビ管を使用することが多く、雨水が侵入しないように施工します。竹を使う場合は節を抜き、配管のようにして突き刺します。明確にいつまで息抜きをしなければならないという決まりはないのですが、竹の場合は自然と腐り落ちて消失します」 ーーなぜ完全に「井戸」を埋めてはいけないのですか? 「完全に埋めてしまうと井戸内が密閉され、他の地下水脈に影響が出てしまったり、メタンガスが溜まって爆発する危険が生じます。そして、寄せられたリプライの中でも多かった、『井戸には神様がいる』という理由からです。地域によって違いはありますが、『神様』『水神様』『蛇神様』『龍神様』と呼ばれたり、お稲荷様がいるという地域もあると聞いています。 つまり、井戸を埋める、蓋をしてしまうということは、神様が呼吸できなくなる、神様が外に出られなくなるということ。神様に失礼がないよう、そして、今まで水を使わせてもらったことに対する感謝のために、配管や竹を使って息抜きをします」 ■やはり「何か」があるのかもしれない ーー「井戸の息抜き」の手順について、「お塩とお酒でお清めの儀を行い、手を合わせてから作業する」「塩、酒、梅を入れて拝んでから埋め戻してた。梅=埋めて良しからきてる」というリプライも寄せられていましたね。 「地域によって違いますが、正式にはまず、神社さんに来て頂き、地鎮祭のように棚を用意し、果物、野菜、清酒、米などを供えてお祓いをしてもらい、可能であれば井戸の中の掃除をした後、息抜きの工事を行います。その後、砂利や砂などを入れて埋め戻します。 果物や野菜、清酒、米を用意する理由は、どれも水がなければ作れない物なので、神様へのお礼として捧げると言われています。(以下ソース)…