おしゃれに興味がなくなった? 東京から「茶髪」の若者が消えた理由9/20(月) 19:36配信 アーバン ライフ メトロ~(略)~ 東京のトレンドを探るため都内在住・在学・在勤の若者を取材すると、10年前、20年前と比較して彼女たちの趣味趣向が大きく変化していることが分かります。 過去のトレンドを簡単に振り返ると、90年代には歌手・安室奈美恵さんのファッションをまねる「アムラー現象」に象徴される茶髪ブームが、2000年代には同じく歌手の浜崎あゆみさんをアイコンとした金髪・ショートカットブームがありました。 さらに当時はファッションのジャンルも、いわゆる“ギャル”たちを指す「渋谷系」と、サブカルチャーを好む「原宿系・裏原系」などに分かれていました。 そもそもファッションのお手本となる女性誌自体が、異性からのモテを強く意識した前者は「赤文字系」(『CanCam』『JJ』など)、自分自身の個性を追求する後者は「青文字系」(『Zipper』『CUTiE』など)と称され、ジャンルを明確に体現することが一般的でした。 つまりかつてのトレンドは、あらかじめ大別された「系統」に沿って、その枠組みのどれかに自分の嗜好を当てはめていく、というものだったと言えます。現代の若者を知るキーワード「多様性」~(略)~…